「カンナ」の花言葉とは?花言葉を徹底解説

「カンナ」の花言葉とは? 花言葉

いかにも夏らしい花を咲かせる「カンナ」は、「カンナ」「カンナ」属の多年草です。

南アメリカ中心に分布し、クリストファー・コロンブスがアメリカ大陸上陸時に発見したといわれています。

その後ヨーロッパに広まり、日本には江戸時代に持ち込まれました。

日当たりと水はけの良い肥沃な場所で育ちます。

6月から10月という開花期が長い花です。

今回は「カンナ」の花言葉について解説します。

「カンナ」の花言葉

「情熱」「快活」「妄想」が共通する花言葉です。

概ね良い意味ですが、妙な意味合いも混じるので、細かい事を気にする人に贈る場合は注意が必要です。

また、色によって少々悪い意味もあります。

「情熱」

アメリカ大陸を発見したコロンブスの情熱的な探究心から付いた花言葉です。

情熱溢れる友人や恋人に贈るのに向く花言葉です。

一見クールでも内に秘めた情熱があれば合っています。

逆に向かないのは、関係の浅い相手です。

顧客に対するポーズである可能性が高く、相手の心に響くものではありません。

「快活」

真夏に鮮やかに咲く様子から付いた花言葉です。

爽やかで活動的な友人や恋人などに贈るのに向く花言葉です。

待ち受けにして、活動的になろうと心がけるのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、暗いタイプの人に元気づけようとする意図で渡す事です。

好意があるならば別ですが、そうでなければただの個性の否定です。

「妄想」

夏の熱気と幻想的な花の様子から付いた花言葉です。

本当にそう見えた場合、多分熱中症なので水分補給しましょう。

比較的雑に使われる言葉ですが、悪い意味なので、冗談の通じる友人相手に使うのが限界です。

会社など公式な場で使うのはやめましょう。

「尊敬」

これは、仏教のエピソードによるものです。

仏陀を妬んだ悪魔が、仏陀の通り道に待ち伏せて、大きな石を落として潰そうとしました。

ですが、石は仏陀を潰す事なく砕け散り、足先にカケラで傷が1つついただけでした。

大地に流した血から、「カンナ」の花が咲きました。

ここから仏陀と結びつき、出来た花言葉です。

親や恩師など、尊敬する相手に贈るのに向いています。

逆に対等かそれ以下の相手については、違和感が出てしまいます。

「カンナ」の色別花言葉

「カンナ」には色別に花言葉がありますので見ていきましょう。

赤い「カンナ」の花言葉

「堅実な末路」「堅実な最後」といいます。

仏陀に石を落として潰そうとした悪魔の、その後のお話です。

その所業に大地が怒り、悪魔は穴に呑み込まれ、二度と出て来ることはありませんでした。

悟った人である仏陀にとって、悪魔の妨害は何のダメージにもならず、悪魔の方がやられてしまうのは当たり前、そんな由来からついた花言葉です。

普通の関係で贈り合うものではありませんが、格闘技の対戦相手ならば向いた花言葉です。

また、終活を意識し始めた時、庭で育てるのも良いでしょう。

黄色い「カンナ」の花言葉

「永遠」「堅実な未来」があります。

こちらも仏教からイメージしやすい花言葉です。

仏陀はあらゆる苦しみを克服した永遠の存在であり、未来に心を動かされる事はないのです。

永遠を誓う結婚式に向いた花言葉です。

親友相手や、会社の合併相手にも向くでしょう。

逆に合わないのは、挑戦的で先の事を気にかけない人です。

まとめ

「カンナ」は鮮やかで見ているだけで元気になれそうな花です。

花言葉に触れていれば、より好ましく感じられるでしょう。

花の様々な面を知る事が出来る、花言葉を是非参考にして下さい。

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