「オオバミゾホオズキ」は、ハエドクソウ科ミゾホオズキ属の多年草です。
海外ではロシア、国内では中部地方以北の日本海側に分布し、高山の沢沿いなどに生育します。
花はラッパ型で、花色は黄色、内部に赤褐色の斑点があり、花期は6月から8月です。
今回は、「オオバミゾホオズキ」の花言葉について解説します。
「オオバミゾホオズキ」の花言葉
「笑顔を見せて」「騒々しい」「変わらぬ愛」です。
「ミゾホオズキ(溝酸漿)」の花言葉と一部重複します。
比較的良い言葉が揃い、意味が合う相手への贈り物に向きます。
「笑顔を見せて」
ミゾホオズキ属は、学名を「ミムラス」と呼びますが、ラテン語の「ミムス(道化者)」が元になっています。
花が猿に似ているという連想で、猿の行動が笑いを誘う様子を、道化と解釈したものです。
誰かを笑わせたいと思って笑わせるのは、簡単ではありません。
笑いのツボは人によっても、状況によっても変わります。
同じ事を繰り返していると飽きられるため、終わりがありません。
一方、笑顔なら、幸せな気分を保てば成立します。
「笑」という文字が入るだけで、本質的には違う感情と考えるべきでしょう。
この花言葉は、何かしら気分が落ち込んでいる人へ贈り、慰めるのに向きます。
「騒々しい」
こちらも道化者のイメージで、笑わせるためにドタバタ騒がしいといった連想で付いた花言葉です。
「騒々しい」人が好かれる事はありません。
好ましくない人が立てる音を、「騒々しい」と表現していると言った方が良いでしょう。
顔見知りのお隣同士なら、物音がしても、「食事の準備でもしているのか」「片付けでもしているのか」と微笑ましく感じますが、そうでなければ単なる雑音です。
身の回りの人が妙に「騒々しい」と思う時は、音量より関係性の改善が近道です。
「変わらぬ愛」
高山で見かけた花が、次に登った時もまた目に出来た、という連想で付いた花言葉です。
家族に変わらず注ぎ続けられる愛は尊いものですが、隣人に気まぐれで注がれる愛は、全人類が行う事で大きな繋がりを成立させます。
心に「変わらぬ愛」を持ち、手軽に他人に与える姿勢が、周囲を少し良くしてくれるでしょう。
まとめ
「オオバミゾホオズキ」は、ハエドクソウ科ミゾホオズキ属の多年草です。
花言葉は「笑顔を見せて」「騒々しい」「変わらぬ愛」です。
笑顔の機会も増やしてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。