「イングリッシュラベンダー・アロマティコブルー」は、シソ科ラベンダー属の1品種です。
花は紫色の小花が花茎の先にまとまって咲きます。
「ラベンダー」の中でも香りが強い品種で、芳香成分であるリナロールが4割ほど多く含まれ、近くを通っても香ります。
花期は通常春ですが、秋にも咲かせる事が出来る四季咲き品種です。
今回は、「イングリッシュラベンダー・アロマティコブルー」の花言葉について解説します。
「イングリッシュラベンダー・アロマティコブルー」の花言葉
「豊香」「繊細」「期待」「疑惑」です。
悪い意味の言葉が混じりますが、カードなどで伝える言葉を限定すると誤解がありません。
「豊香」
香りの強い性質から付いた花言葉です。
実態が掴みにくい香りは、人の印象に大きく影響を与えます。
雰囲気と判断されるものの一部は、香りが占めています。
一方、感覚がすぐに鈍るのも嗅覚の特徴です。
好かれる為に付けた香りがやり過ぎて、相手に悪印象を与えるという場合もあります。
香りはあくまで第一印象のためのものと考え、強くして更なる効果を期待するものではないのでしょう。
自宅に飾り雰囲気を整えるのに良い花言葉です。
誰かに贈る場合、臭いに関する指摘と解釈されやすいため、意図は正しく伝えましょう。
「繊細」
小さな花が並び、細やかなシルエットを作る事から付いた花言葉です。
「繊細」な作業は時間がかかり、成果が見えにくいものです。
それに気付けない人からは評価されないという問題にも繋がります。
ですが、物事の大半は形だけ真似ても上手く行かず、「繊細」な細部を詰めてようやく正しく機能するものです。
この花言葉は「繊細」な仕事で、良い結果を出せている人へ贈り、褒めるのに向きます。
「期待」
強い香りが、「どれほど素晴らしい花だろう」と、大きな「期待」をさせる事から付いた花言葉です。
1部から全部を推測し「期待」するというのは、ハロー効果と呼ばれます。
有名人なら人格が優れている、という勘違いは良く見られます。
本来の才能や長所と違う部分に、勝手に「期待」して勝手に幻滅するというのは、互いに不幸な事です。
人に対し「期待」する時は、自分が相手の何を知っているのか、今一度認識しておく事が重要です。
この花言葉は、相手への「期待」を伝える贈り物に向きます。
「疑惑」
香りの良さに反し、花は今ひとつ地味である事から、「本当にこの花が香っていたのか」と疑う気持ちを表す花言葉です。
人と関わる中で「相手が悪い事をしたのでは」「失敗を装っているが悪意ではないか」と疑う気持ちは、自然に出てしまうものです。
けれど、それを表明するなら、明確な根拠は必須で、勘違いでは済まされません。
人間、1度相手が悪いと思い込むと、その糾弾に快感を覚え、攻撃が際限なくなっていきます。
社会性の維持のために成立したもので、最大限の理性で制御すべき本能です。
まとめ
「イングリッシュラベンダー・アロマティコブルー」は、シソ科ラベンダー属の1品種で、香りの強い四季咲き品種です。
花言葉は「豊香」「繊細」「期待」「疑惑」です。
人との関係を円滑にする、花言葉を是非参考にして下さい。