「イワチドリ」は、ラン科ヒナラン属の多年草です。
日本固有種で、中部地方以西の本州と四国に分布し、渓沿いの岩の割れ目などに着生します。
花は直径1cm程、左右対称で、花色は白から紫、花期は4月から5月です。
今回は、「イワチドリ」の花言葉について解説します。
「イワチドリ」の花言葉
「生命力」「可憐」「健気」「愛を待つ」です。
良い花言葉が揃い、贈り物に向きます。
「生命力」
可愛らしい花ですが、通常の植物が育たない岩に着生する姿は、パワフルで「生命力」を感じさせます。
「生命力」のある人は、身体的な頑強さ以上に、ダメージ量に対する自覚があるものです。
これ以上は悪い影響が出ると感じた時、見切りを付ける力です。
「逃げてはいけない」と思う場面もありますが、これは社会のために個を犠牲にする人間独特のものでしょう。
危うくなれば逃げるのは、生物として最低限の動作です。
この花言葉は、自分の心がけとして飾るのに向きます。
「可憐」
小さく可愛らしい花の姿から付いた花言葉です。
花の名にある「千鳥」も、可愛らしい小鳥のイメージで意味が合います。
「可憐」とは、単に可愛いだけでなく、憐れみを感じさせる要素が含まれます。
小さいのに頑張っている、といった「健気」に通じるものです。
チドリ科の鳥はその小ささながら、渡り鳥であり、大変な距離を飛ぶ事から「可憐」と繋がりやすいでしょう。
「可憐」で好ましい人へ贈るのに向きます。
頑張っている芸能人へのファンレターに添えても良いでしょう。
「健気」
こちらも「可憐」と近いイメージで、苛酷な岩場に咲く可愛らしい花の姿から付いた花言葉です。
「可憐」な人が「健気」に頑張る様子は、好ましく感じる一方、過度になると心が痛むものです。
「自分が好きでやっているのだから」とか「若いから大丈夫」といった言葉は、本人が言う事で、相手に使うものではありません。
部下や後輩が「健気」に見えたら、業務量を見直すべきでしょう。
「愛を待つ」
秋に地上部が枯れ、愛の始まる季節である春に芽を出す性質から付いた花言葉です。
愛は待っているだけでは手に入りませんが、追いかけるばかりでも逃げて行きます。
今は追う時か、待つ時か、見極めが肝心です。
まとめ
「イワチドリ」は、ラン科ヒナラン属の多年草です。
花言葉は「生命力」「可憐」「健気」「愛を待つ」です。
自分の行動の指針にもなる、花言葉を是非参考にして下さい。