「イワツメクサ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イワツメクサ」の花言葉とは? 逆引き

「イワツメクサ」は、ナデシコ科ハコベ属の多年草です。

海外では中国、日本では中部地方に分布し、海抜2500mより上の高山の砂礫地に生育します。

花は直径15mmほど、花弁は5枚ですが、切れ目が大きく根元まで入るため10枚に見えます。

花色は白で、花期は7月から9月です。

今回は、「イワツメクサ」の花言葉について解説します。

「イワツメクサ」の花言葉

「初恋」「奥ゆかしさ」です。

いずれも恋を感じさせる花言葉なので、恋人へ贈るのに向きます。

高山植物のため生体を採ってはいけませんが、画像などでメッセージに添える事はできます。

「初恋」

同属の「ハコベ」には「ランデブー」という花言葉が付いています。

これは、ヒヨコが「ハコベ」を食べる為に集まって来る、という連想から付いたものです。

高山に生える「イワツメクサ」は、出会える機会も滅多にない事から、「初恋」の初々しさのイメージがあります。

「初恋」は切なくも甘美なものです。

大切な思い出としてありありと思い出せる人もいれば、仄かな好意の思い出が混じり、一体どれが「初恋」に当たるのか、分からない人もいるでしょう。

そういう、成長段階で置いて来たノスタルジーが混じるのが「初恋」です。

この花言葉は、初めての交際相手である恋人へ贈るのに向きます。

但し、ある程度の大人になってからの「初恋」には向きません。

聞かれない限り、結婚後に伝えれば良いでしょう。

好意が深まる前の、常識から大きく外れる部分は、ネガティブに受け取られるものです。

「奥ゆかしさ」

山深い場所で、人目から隠れるように咲く様子から付いた花言葉です。

奥ゆかしい事、つまり慎み深く上品な様子は、美徳とされますが、「主張すべき時は主張する」というのも美徳の1つです。

いずれも本質は、相手が好むかどうかで、それは古今東西変わりません。

いずれの振る舞いも、続けられる事が前提です。

無理を続けるよりは、自然に出せる性格を見せた方が良いでしょう。

世間一般の評価で良い人だとしても、相性が悪ければ長くは続かないのです。

この花言葉は、奥ゆかしく好ましい人へ贈るのに向きます。

一方、相手に奥ゆかしく振る舞って欲しい、という要求として贈るようなものではありません。

他人の性格は変わりません。

変えられるのは、自分だけです。

「イワツメクサ」の豆知識

「イワツメクサ」の名は、岩場に生える「ツメクサ(爪草)」という意味になります。

但し、「ツメクサ」はツメクサ属という別属で、「イワツメクサ」とは雰囲気が似ているだけです。

「ツメクサ」の名前の由来は細い葉で、これが鳥の爪や、爪切りで切った人の爪に見える事が由来になっています。

尚、クローバーで知られる「シロツメクサ」にも「ツメクサ」の名が付きますが、こちらは「詰草」で、梱包材代わりに詰められていたのが由来です。

まとめ

「イワツメクサ」は、ナデシコ科ハコベ属の多年草です。

花言葉は、「初恋」「奥ゆかしさ」です。

思い出も呼び覚ましてくれる、花言葉を、是非参考にして下さい。

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