「イワオウギ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イワオウギ」の花言葉とは? 逆引き

「イワオウギ」は、マメ科「イワオウギ」属の多年草です。

海外では中国、朝鮮半島、ロシア、国内では中部地方以北に分布し、高山の礫地や寒冷地の草原に生育します。

花は長さ20mmほどの蝶型、茎に連なって咲き、花色は白からクリーム色で、花期は7月から8月です。

今回は、「イワオウギ」の花言葉について解説します。

「イワオウギ」の花言葉

「元気」「田園の美」です。

いずれも良い意味の言葉で、贈り物に向きます。

「元気」

生薬として利用された事から付いた花言葉です。

一方、陽光を思わせる黄色い花が、岩場にも負けず咲く様子としても意味が合います。

「元気」な人がいると、場が明るくなります。

大きく騒ぐ賑やかな人というだけでなく、何かしら真っ直ぐ物に取り組み、力強さを感じさせる人からは、滲み出るものです。

逆に、賑やかでありながら、発言はネガティブで、聞いていると「元気」が失われるような人は、「元気」とはいえず、内心かなり弱っている場合があります。

この花言葉は、誰に贈るにも向きます。

「田園の美」

長く雪が残る高山の「雪田」付近で生える性質から、洒落て付けられた花言葉です。

稲を作る水田の近くに生えるという訳ではありません。

花言葉は、由来とは切り離して、水田として考えて問題ありません。

田園風景は美しいものです。

特に田植えが終わり、やや稲が伸びる時期は、緑の美しさと、水の美しさが混じり、日本の原風景そのものと言えるでしょう。

風景としては美しいですが、近寄ってみると蒸し暑く、生命の生々しさがあるのも、原体験に近い感覚です。

都会の生活にくたびれた時、飾るのに向きます。

「イワオウギ」の豆知識

「イワオウギ」「岩黄耆」と書き、岩場に生える「オウギ(黄耆)」に似た植物という意味です。

「オウギ」は根が生薬として利用されました。

これが、不足する時に代用された「和黄耆」原料が、「イワオウギ」です。

「黄耆」の語源としては、「黄」はそのまま花色、「耆」「(薬の)長」を意味します。

薬効としては、「コウライニンジン(高麗人参)」と似た、元気を付ける補気薬に分類されます。

「岩扇」と書かれる場合もありますが、「イワオウギ」には特に「扇」に似た特徴はありません。

音が定着した後、漢字をそれに当てはめて付ける事は、しばしば見られます。

まとめ

「イワオウギ」は、マメ科「イワオウギ」属の多年草です。

花言葉は、「元気」「田園の美」です。

疲れた心も癒してくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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