「イワインチン」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「イワインチン」の花言葉とは? 逆引き

「イワインチン」は、キク科キク属の多年草です。

日本固有種で、中部地方以北に分布し、高山の岩場で生育します。

絶滅危惧種に指定されています。

花は直径4mmほどの頭花が集まって咲き、花期は8月から9月です。

今回は、「イワインチン」の花言葉について解説します。

「イワインチン」の花言葉

「友情」「繊細」「成果」です。

良い言葉が揃い、意味が合う相手への贈り物に向きます。

野生個体の採取は厳禁ですが、画像などで送る事はできます。

「友情」

10前後集まって咲く頭花の姿から付いた花言葉です。

友達と過ごす時間は、何にも代えがたいものです。

一方、家族と過ごすのは、安らぐとしても楽しくは感じません。

これは、人間が社会性を持つ生物である事と密接な関わりがあります。

子供のうちは家族の中で庇護されますが、思春期以降は社会との接点の1つである「友情」を、家族との繋がりより優先するようになるのです。

この花言葉は、友人へ贈り、好意を伝えるのに向きます。

「繊細」

小さい花や、細かく切れ目が入った葉の形からイメージされる花言葉です。

「繊細」な人との付き合いは気を使うものです。

ちょっとした事で傷つけてしまったり、怒らせてしまう心配があります。

ただし、こういう振る舞いは必ずしも、文字通りのものとは限りません。

人間、家族に見せる顔と、外で見せる顔、立場の違いで見せる顔と、使い分けます。

その人が、目上の人にも同じように「繊細」への対応を求めているか考えれば、人を見て要求していると分かります。

この花言葉は、感性が鋭い芸術家などへ贈るには丁度合います。

「成果」

学名の「クリサンセマム・ルペストレ」は、「クリソス(黄金)」「アンテモン(花)」「ルペストレ(岩上に生ずる)」という意味で、岩の上で黄金色の花を咲かせる姿から付いたものです。

「石の上にも三年」の努力で、黄金のような素晴らしい結果が得られるという発想で「成果」という花言葉が付きます。

物事は過程が大切とは言いますが、やはり「成果」があると思えばこそです。

目標地点のない努力は、長く続けられません。

この花言葉は、何かしら努力が実を結んだ人へ贈り、讃えるのに向きます。

悪い結果が出た人へは、失敗を喜んでいるように伝わるため向きません。

冗談が通じる相手なら良いでしょう。

「イワインチン」の豆知識

「イワインチン」「岩茵陳(草冠が付きます)」と書き、「インチンヨモギ」の別名もあります。

「インチン」は漢名の「カワラヨモギ」を表し、「カワラヨモギ」の頭花は生薬の「インチンコウ」として利用されます。

まとめ

「イワインチン」は、キク科キク属の多年草です。

花言葉は「友情」「繊細」「成果」です。

人との関係を深めるきっかけにもできる、花言葉を是非参考にして下さい。

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