「イズヨシノ」は、バラ科サクラ属の1品種です。
日本で作られた園芸品種です。
直径5cmほど、花弁5枚の白い花を咲かせ、満開時は淡いピンク色になります。
花期は4月です。
今回は、「イズヨシノ」の花言葉について解説します。
「イズヨシノ」の花言葉
「愛の芽生え」「高尚」「心の美」「優れた美」です。
良い意味の言葉が揃い、贈り物にもディスプレイにも向きます。
「愛の芽生え」
白い花が、満開になる頃には淡いピンクに染まる様子から付いた花言葉です。
今までこれといって気にしていなかった相手に対して、愛情を感じる時があります。
それは非常に幸せな事と言えるでしょう。
愛せる人が増えていけば、日々は親しみ深く心地よいものになるでしょう。
一方、怒りや憎しみをかき立てる言葉は、目を惹きやすいですが、憎む事が目的化していないか、よく自分を省みる気持ちが重要です。
この花言葉は、親しい人へ贈り、愛情を伝えるメッセージになります。
「高尚」
「サクラ」が古くから愛され、しばしば高貴な場面も彩った事から付いた花言葉です。
「高尚」な事は、分かりにくいとか、お高く留まっているとか思われがちですが、感覚ではは案外受け容れているものです。
好ましさに尊敬や畏怖が混じり、自分の品格も引き上げられたような気になります。
おかしな事になるのは、誰かを貶めるために、「高尚」な振る舞いで上に立とうとするからです。
「高尚」で好ましい人に贈ったり、フォーマルな場のディスプレイに向きます。
「心の美」
美しい花が潔く散る「サクラ」にしばしば見られる姿を表した花言葉です。
心が美しいかどうかというのは、一概には言えないものです。
けれど、汚れた事を良しとする気持ちではない事は確かです。
つまりここでいう「美」は、どちらかというと「美化清掃」といった、汚れていないというニュアンスが強めです。
心が美しく清らかな人へ贈るのに向く花言葉です。
「優れた美」
花には美しいものが多くありますが、特に「サクラ」が美しい様子から付いた花言葉です。
人に優れる事は、難しいものです。
相手も人ですから、成長していきます。
その意味では、現状維持出来ている事が、まず以前の自分より優れていると自覚すべきでしょう。
「イズヨシノ」の豆知識
「イズヨシノ」は、「エドヒガン」を母種、「オオシマザクラ」を父種として、三島市の国立遺伝学研究所で作出されました。
この組み合わせが「ソメイヨシノ(染井吉野)」と同じで、生まれた場所が伊豆半島である事から付いた名です。
まとめ
「イズヨシノ」は、バラ科サクラ属の1品種です。
花言葉は「愛の芽生え」「高尚」「心の美」「優れた美」です。
お花見の話題にもなる、花言葉を是非参考にして下さい。