田んぼの雑草としてよく見かけるカラスムギは、イネ科カラスムギ属の越年草です。
原産地はヨーロッパから西アジアにかけての地域で、有史以前に各地に伝播し日本でも帰化した植物です。
全国の道端や休耕田、河川敷などの日当たりの良い場所に見られます。
花期は6月から7月で、その後長楕円形の果実を付けます。
今回は、カラスムギの花言葉について解説します。
「カラスムギ」の花言葉
「音楽が好き」「魅力的な音楽」「恋は二人のメロディー」があります。
悪い意味は特になく、ジャンル問わず音楽そのものが嫌いという人はそこまでいないので、贈るのに向いた花言葉です。
「音楽が好き」
カラスムギがぽつぽつと実を付ける様子は、五線譜に音符が並ぶようにも見えます。
また、風にさわさわと心地よい音を立てる事もあるでしょう。
音楽好きな知人全般に向く花言葉です。
特別に趣味がなくても、好きな音楽の1つや2つあるものです。
楽器メーカーなどのシンボルにするのも良いでしょう。
部屋に飾れば、楽器の自主練もはかどるかも知れません。
逆に向いていないのは、音楽が嫌いな人です。
音楽が嫌いな人には2つに分類されます。
音楽自体が生まれつき嫌いな人と、大好きだったけど挫折などの嫌なエピソードと結び付いて嫌になった人です。
後者の方が強い拒絶になって返ってくるので気を付けましょう。
「魅力的な音楽」
同じく音楽のイメージから付いた花言葉です。
こちらは単なる音楽好きから踏み込んで、歌ったり楽器演奏をしたり、自分で音楽を奏でる人に贈るのに向いています。
ミュージシャンへのファンレターに画像を添えるのも良いでしょう。
実物は得体の知れないものに見え、処分される可能性が高いのでやめるべきです。
この花言葉が向いていないのは、楽器や歌を始めたばかりの人です。
上手い人は耳が出来ているので、不用意に人に聴かせなくなりますが、その前段階の人は自分の下手さが自覚出来ません。
練習段階のものを聴かされたり、チケットを売りつけられる事になりかねません。
「恋は二人のメロディー」
音楽のイメージが引き続き付いていますが、恋が絡んできました。
これは、二股になった実が2つ寄り添っている人のように見える事からイメージできます。
「恋のメロディー」というのは、慣用句的に使われメロディー側にはあまり重点がないので、音楽が絡んでいなくても問題ありません。
ムードのある場面で恋人同士、贈り合うのに向いた花言葉です。
スマホの待ち受けにして、恋人との絆を再確認したり、告白の勇気を持ったりするのも良いでしょう。
逆に合っていないのが、恋愛感情のない相手で、余計な勘違いをさせる事になります。
会社で使えば、更に厄介なトラブルになるでしょう。
まとめ
カラスムギは道端でもよく見かけられます。
花言葉を知っていれば、ただの雑草ではなく、愛嬌のあるものに見えて来るでしょう。
ありふれた風景に楽しみを与えてくれる、花言葉を是非心に留め置いて下さい。