「アマルクリヌム・ハワルディー」は、ヒガンバナ科アマルクリヌム属の常緑の多年草です。
南アメリカ原産の「アマリリス・ベラドンナ(ベラドンナリリー)」と「インドハマユウ(クリヌム・ムーレイ)」の交配品種で、1920年代にアメリカで作出されました。
花色は淡いピンク色で、「ユリ」と似た花が多数まとまって咲き、花期は8月から10月です。
今回は、「アマルクリヌム・ハワルディー」の花言葉について解説します。
「アマルクリヌム・ハワルディー」の花言葉
「惑わされない心」「汚れがない」「ありのままの私を見て」「歓喜」です。
良い意味の言葉が揃い、花の豪華な美しさも併せ、贈り物に向きます。
「惑わされない心」
しっかり太い茎や、剣を思わせる葉からイメージされた花言葉です。
自分の心のまま、誰に惑わされる事もないというのは、理想的です。
けれど実際には、人や環境に左右され、自分のコンディションでも変わります。
ただ、それは当たり前の事です。
絶対に動かないように踏ん張るよりは、多少しなった方が結果的に動かない事もあるでしょう。
自宅へ植え、自分の心がけとするのに向く花言葉です。
「汚れがない」
淡いピンクで、斑点もない、すっきり美しい花からイメージされた花言葉です。
人間、綺麗なままではいられませんが、汚れる事に慣れてしまえば何処までも堕ちてしまいます。
汚れは手早く磨いてしまえば、そこそこ綺麗は保てます。
こまめな手入れが必要なのは、キッチンやバスルームと変わりません。
心がけが良く、好ましい人へ贈るのに向きます。
「ありのままの私を見て」
放射状に咲く花の姿は、自分の美しさを存分にアピールしているようです。
花が喋るなら言いそうな事が、花言葉になったものです。
ですが、人をありのままに見る事は難しいでしょう。
先入観は付いて回り、自分でさえ自分をきちんと把握はしていません。
これは、「本当の姿が1つだけある」という事が勘違いの元です。
相手が受け取った姿も、自分が考える姿も、合わせたものが、ありのままの姿です。
恋人への愛情表現として贈るのに向きます。
「歓喜」
あちこちに顔を向け、喜びを口々に叫んでいるような花の姿から付いた花言葉です。
喜ばしい時、大袈裟なぐらい喜んでも、感情は付いて来てくれます。
人目を気にする必要はありません。
ほとんどの人間は、他人に興味を持っていないものです。
何かしら喜ばしい事があった時、自宅へ飾るのに向きます。
お祝いに、親しい人へ贈るのも良いでしょう。
まとめ
「アマルクリヌム・ハワルディー」は、ヒガンバナ科アマルクリヌム属の交配品種です。
花言葉は、「惑わされない心」「汚れがない」「ありのままの私を見て」「歓喜」です。
良い言葉が揃い、贈り物に向きます。
気持ちを印象的に伝えてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。