「アポイキンバイ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「アポイキンバイ」の花言葉とは? 花言葉

「アポイキンバイ」はミヤマキンバイの変種です。

バラ科キジムシロ属に分類されており、北海道のアポイ岳や日高山脈北部でのみ分布が確認されています。

花の色はミヤマキンバイ同様に鮮やかな黄色で、開花期は6〜7月です。

草丈は10〜20cmほどとコンパクトで、カンラン岩地を好みます。

「アポイキンバイ」の花言葉

「アポイキンバイ」に固有の花言葉はありません。

しかしミヤマキンバイの変種であることから、その花言葉である「幸せ」を用いるのが良いでしょう。

これはポジティブで使いやすいもので、汎用性も高いことから花言葉には恵まれているといえます。

一方、入手性に関しては当然ながらいまいち。

珍しい地域固有の変種であるにもかかわらず市場に出回ることがありますが、岩石地帯で育つ高山植物であることから一般家庭における栽培難易度は高め。

基本的にはギフトには向いていないといえるでしょう。

「アポイキンバイ」の豆知識

「アポイキンバイ」のように美しく、見られる地域が限られている花は盗掘被害に遭うことがよくあります。

それは「アポイキンバイ」の故郷であるアポイ岳においても例外ではなく、1990年代には大量盗掘も発生しています。

しかし今では人の目による合同監視活動や盗掘防止用の監視カメラ設置などの試みが実を結んでおり、盗掘被害は急激に減少しているそうです。

また「アポイキンバイ」の原種であるミヤマキンバイは日本の北海道、本州(中部以北)、韓国、中国などの山地に分布しており、例えばヘビイチゴとは近縁種の関係にあります。

こちらも姿形が似ているミヤマキンポウゲやミヤマダイコンソウ、シナノキンバイなどと共にまれに市場に出回ることがあるようです。

なおシナノキンバイには「呪い」というミヤマキンバイや「アポイキンバイ」とは真逆のイメージの花言葉があります。

またミヤマキンポウゲには「栄誉」「栄光」「無邪気」、ミヤマダイコンソウには「幸せを招く花」という花言葉があるそうです。

まとめ

「アポイキンバイ」に固有の花言葉はないので、原種であるミヤマキンバイの花言葉「幸せ」を用いるのが良いでしょう。

鮮やかな黄色い花を咲かせる高山植物で、北海道のアポイ岳や日高山脈北部でしか見られない希少性の高い種です。

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