「カッコウセンノウ」の花言葉とは?花言葉を徹底解説

「カッコウセンノウ」の花言葉とは?花言葉を徹底解説 花言葉

カッコウセンノウは、ナデシコ科マンテマ属の多年草です。

ヨーロッパから西アジアを原産とし、湿度の高い牧草地などで生育します。

5月から6月にかけて、桃色の花をまばらに咲かせ、種子が出来るのは8月以降です。

今回は、カッコウセンノウの花言葉について解説します。

「カッコウセンノウ」の花言葉

「望みを達成する」といいます。

カッコウセンノウの学名にある属名の「シレネ」は、ギリシャ神話のシーレーノスという種族のシレーニが元になっています。

シレーニは葡萄酒の神ディオニソスの養父で、大変な酒好きで年中酔っていましたが、上手に尋ねると人間にとって大事な事を教えてくれる賢者でもありました。

神話レベルの知識なら、人間が考える程度の望みなら、どんなものも達成出来そうです。

大きな夢目指して、日々努力している友人に贈るのに向いた花言葉です。

受験や就職活動で頑張る子供の部屋に飾るのも合っています。

応援しているプロスポーツへのファンレターに添える、という使い方も出来そうです。

スマホの待ち受けにして、意中の人へ、告白する思い切りを付けるのも良いでしょう。

合わないのは、応援されると逆にプレッシャーになって上手く行かないという人です。

このような人に無理に贈っても、ありがた迷惑になってしまいます。

また、普段から何か悪い事があると、他人のせいにする人にも向きません。

上手く行けば良いですが、そうならない時に不当に文句を言われる事になるでしょう。

「カッコウセンノウ」の豆知識

何だか不思議な名前をしたカッコウセンノウですが、漢字で「郭公仙翁」と書きます。

郭公は鳥のカッコウで、「カッコウの鳴く頃に開花するセンノウ」という意味です。

センノウは同じナデシコ科の花で、鎌倉時代か室町時代頃に中国から日本に渡来しました。

その後、京都の仙翁寺で栽培されていた事から付いた名前と言われています。

別名が「リクニス・フロスククリ」です。

「フロス」が花、「ククリ」がカッコウを意味しており、カッコウセンノウのカッコウと由来が同じです。

リクニスの方は属名で、ギリシャ語で灯火やランプを表す「リクノス」が元になっています。

こちらはリクニス属の代表的な花が緋色である事から付いたもののようです。

まとめ

カッコウセンノウは特徴的な美しい花です。

花言葉を知っていれば、より深く楽しむ事が出来るでしょう。

花との距離をより近づけてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。

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