「控えめなすばらしさ」はとてもユニークなもので、この花言葉を持つ花は1種類のみです。
奥ゆかしさと美しさを両立している、あるいは謙虚さと成熟した人格を両立しているといった方にはぴったりでしょう。
主張の強すぎない、上品な雰囲気を持つ芸術品などにもおすすめです。
「控えめなすばらしさ」の花言葉を持つ花
「控えめなすばらしさ」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「ツバキ」
ツバキ(椿)はツバキ科ツバキ属の常緑樹です。
樹高が5〜10mと樹木としては小さめなうえ、成長が遅い、寿命が長い、何より花が美しいなどの特徴があることから庭木や公園樹などとして人気。
また種子からはツバキ油が採れますが、これは食用、ヘアケア、スキンケア、せっけんなどに使うことができます。
花言葉は「控えめなすばらしさ」「控えめな優しさ」「気取らない優美さ」「誇り」などで、奥ゆかしさを感じさせるものが多め。
これらは日本原産であり、古くから日本人に愛されてきたツバキにはぴったりのものですが、その由来は花は美しく目立つ一方、香りはほとんどないことであるといわれています。
なお色別の花言葉もあり、赤のものは「控えめなすばらしさ」「気取らない優美さ」「謙虚な美徳」、ピンクのものは「控えめな美」「控えめな愛」「慎み深い」、白のものは「完全なる美しさ」「申し分のない魅力」「至上の愛らしさ」となっているので、「控えめなすばらしさ」の意味で使うなら赤い花のものを選ぶと良いでしょう。
「控えめなすばらしさ」と似た花言葉を持つ花
「控えめなすばらしさ」を1つの花言葉のみで代替するのはほぼ不可能なので、「控えめ」と「完璧」の花言葉を組み合わせるなどする必要があるでしょう。
なお「控えめ」やそれに類する花言葉を持つものはマツタケ(控えめ)、ライラック(謙虚)、コスモス(謙虚)、ニオイスミレ(奥ゆかしい)など、「完璧」やそれに類する花言葉を持つものはパイナップル(完璧)などです。
まとめ
「控えめなすばらしさ」という花言葉を持つ花はツバキです。
ツバキは日本人にとって非常に親しみのある花なので知名度や入手性の面で困ることはないでしょう。
抜きんでた何かを持ちつつも奥ゆかしさや謙虚さを忘れない方にぴったりです。
