タマノカンザシという花をご存知でしょうか。
タマノカンザシの花は夜にしか咲かず朝になると萎んでしまいます。
タマノカンザシはユリ科(キジカクシ科)ギボウシ属に分類される多年草です。
今回はタマノカンザシの花言葉について、詳しく見ていきましょう。
「タマノカンザシ」の花言葉
タマノカンザシには、以下のような花言葉があります。
「隠忍自重」
「隠忍自重」です。
「静かにじっと苦難に耐えながら、むやみに目立つ行動はせずに自制する」といった花言葉を持っています。
「隠忍自重」できる人は、「人生経験が豊かで人間性が成熟した人」でもあります。
「今はぐっと隠忍自重しながら、人生・仕事・恋愛などの大きなチャンスを待っている人」に、タマノカンザシを贈ると喜ばれそうです。
「冷静・静かな人」
「冷静・静かな人」です。
暗い夜の時間帯にだけ花を咲かせるタマノカンザシ(ギボウシ)やその白色・紫色の花には、「冷静」といった花言葉のイメージがあります。
「冷静に思考できる人」は、「むやみに大声で騒がない静かな人」としての雰囲気も持っています。
「クールで冷静沈着な思考・判断ができる憧れの人(尊敬している人)」に、タマノカンザシの花をプレゼントしてみるのはどうでしょうか。
「タマノカンザシ」の花言葉の由来
タマノカンザシは夜開性で夜にだけ、大ぶりな純白の花や紫色の花を咲かせます。
その人目を忍んで咲く生態から、「隠忍自重」という花言葉がつけられたようです。
タマノカンザシという別名を持つギボウシは「紫色の花」を咲かせますが、「紫色の持つ冷静沈着・上品で高貴なイメージ」が「冷静・静かな人」という花言葉の由来になっています。
「タマノカンザシ」の豆知識
タマノカンザシ(ギボウシ)の原産地は中国をはじめとする東アジアですが、日本にやってきたオランダ人医師のシーボルトによってさらにヨーロッパにまで伝播しました。
タマノカンザシは夜にしか花を咲かせない「夜開性」の植物なので、太陽の光が差している日中に開花した花を見ることはできません。
タマノカンザシの学術名は「Hosta plantaginea」ですが、「Hosta」はオーストリアの植物学者ニコラス・ホストに由来、「plantaginea」には「オオバコに似た」の意味があります。
まとめ
タマノカンザシは日が暮れた後の夜の時間帯にだけ純白の大ぶりな花を咲かせますが、その人目につかない花の姿から「隠忍自重・冷静・静かな人」の花言葉を持っています。
タマノカンザシについて詳しくリサーチしたいときは、ぜひこの記事で花言葉の意味や由来をチェックしてみてください。