「テリハノイバラ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「テリハノイバラ」の花言葉とは? 花言葉

「テリハノイバラ」はバラ科バラ属のつる性低木です。

その名はノイバラの仲間であることと、葉につややかな光沢があることに由来します。

ノイバラらしい鋭いトゲを持つほか、大きさ1~2cmほどの葉がギザギザした形をしているということもあり、全体的にシャープな雰囲気。

また花は大きさ3~4cmほどで、花びらは明るい白、中央の雄しべや雌しべは鮮やかな黄色をしています。

普通種であるノイバラの花と比較すると、「テリハノイバラ」の花はより大きい一方、数は少なめです。

加えて「テリハノイバラ」の開花期は6~7月であり、開花期が4~6月であるノイバラと比較すると遅めとなっています。

「テリハノイバラ」の花言葉

「テリハノイバラ」の花言葉は「素朴な愛」です。

またノイバラも「純朴な愛」「素朴な愛らしさ」といったよく似た花言葉を持ちます。

これは、野にあって美しい一重咲きの花をちんまりと咲かせることに由来するそうです。

また市場においては「テリハノイバラ」を含むノイバラの仲間がポットで売られることはあっても、花束やブーケになることはほぼありません。

よって誰かに贈る花というよりは、自然な状態で咲いているのを愛でる花であると言えるでしょう。

ちなみに赤くて丸い実の方はリースなどにして売られることがあるようです。

「テリハノイバラ」の豆知識

分布域は日本(本州、四国、九州、沖縄)、朝鮮半島、中国などです。

海岸から山地まで様々な環境で見ることができますが、日当たりの良い場所を特に好みます。

また「テリハノイバラ」の丸くて赤い実は花同様観賞価値が認められているほか、ノイバラの実同様薬用とされることがあるようです。

生薬としての名前は「営実(えいじつ)」

利尿作用や瀉下作用があり、腎臓病や浮腫などに用いられるそうです。

ちなみに実に見えるものは正確には果実ではなく偽果(ぎか)と呼ばれるもの。

実の中にある種のようなものが果実です。

まとめ

「テリハノイバラ」はつややかな葉を持つノイバラの仲間です。

花がノイバラに比べて大きいという点も特徴の1つ。

またその赤く丸い実(偽果)も鑑賞用とされることがあるほか、薬用にもなります。

花言葉は「素朴な愛」

自然に咲いている様が愛らしく、また似合う花です。

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