映画のタイトルにありそうな、艶やかな花が「相思華」です。
「ソウシバナ」と読み、秋の季語になっているので俳句にもよく登場します。
ヒガンバナの相性で親しまれている植物で、秋になると街のあちこちに咲き始めます。
ちなみに「相思」にはお互いに思いあうという訳が付いています。
ひとつの茎の先に王冠のような花が咲くので、その美しさに目を奪われます。
丈が長いのでブーケや生け花にして、上品に扱ってみてください。
「相思華」の花言葉
全体の花言葉には「情熱」「悲しき思い出」「独立」があります。
秋のお彼岸が近くなると咲き出すので、お悔みにまつわる花言葉も混じっています。
一方で花びらの風合いが美しいので、ほとばしる気持ちをダイナミックに表現しています。
一本立ちの華やかな花なので、大切な方の贈り物にも向いています。
上品な秋の花を、あなたらしく取り入れていきましょう。
「相思華」の花言葉(色別)
「相思華」のカラー別の花言葉を見ていきましょう。
「相思華」のレッド色の花言葉
真っ赤な花は、赤い炎のように見えます。
花言葉は「情熱」。
あることに一心不乱に向かっていく姿をあらわしています。
夢中になれる物を見つけたい時、自分にしかない武器を手に入れたい時におすすめです。
明日への希望を絶やしたくない時に、前向きに飾ってみてください。
「相思華」のホワイト色の花言葉
白色の花も、幻想的な雰囲気をしています。
花言葉は「悲しき思い出」。
雲の上にいる、優しいあの人を思い出した時に寄り添ってくれます。
お仏壇や遺影の前にお供えして、あなたと家族の温かい心を伝えてみてください。
「相思華」のクリーム色の花言葉
うっすら黄色が混じった花も、ナチュラルで素敵です。
花言葉は「独立」。
自分の足で道を切り開いていく、力強い姿をあらわしています。
懇意にしていた方が新しいお店をオープンする時、粋な贈り物になってくれます。
周りの人に依存せず、自分の力でやってみたい時にも、おまじないとして力を与えてくれます。
色々な場で、前向きに用いてみてください。
まとめ
美しい風合いを楽しめる「相思華」。
気品のある名前が付いているので、色々なシーンで使えます。
秋を代表する花のひとつなので、ぜひ季節の変化を味わいながら取り入れてみてください。