「また会う日まで」という花言葉の花は、別れの挨拶として贈り、次に会うまで忘れて欲しくないという気持ちを伝えてくれます。
恋人や友人、家族、親戚から、土地や施設でも意味は合います。
相手の好みに合わせた、印象に残る花を選べば、再会の期待も一層大きくなるでしょう。
「また会う日まで」の花言葉を持つ花
「また会う日まで」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ネリネ(ダイヤモンドリリー)」
ヒガンバナ科ヒメヒガンバナ属(ネリネ属)の多年草です。
「ユリ」のような花を、「ヒガンバナ」のようにぐるりと咲かせます。
花色は白から赤、オレンジ、複色です。
名前の由来は古代ギリシャ神話の、海の女神「ネレイデス」です。
50人とも100人とも言われる美しい女神達ですが、父親の「海の老人」とも呼ばれる海神「ネレウス」は過保護気味で、滅多に人目に触れさせる事はありません。
その美しさや出会いのレアリティから「また会う日まで」という花言葉が付いています。
他の花言葉は「幸せな思い出」「箱入り娘」「繊細でしなやか」「忍耐」「麗しい微笑み」などで、比較的良い言葉が揃います。
相手のイメージと合うなら、一緒に伝えても良いでしょう。
「ミヤコワスレ(アズマギク)」
キク科ミヤマヨメナ属で、やや花弁が不揃いな園芸品種です。
花色は白、ピンク、青です。
1221年「承久の乱」で破れ、佐渡に島流しにされた「順徳上皇」が「ミヤコワスレ」を見て、「都の事を忘れよう」と言った事から付いたとされる名です。
「また会う日まで」も、これが由来になっています。
結果的に、彼が佐渡島から戻る事は出来ませんでしたが、花言葉は「しばしの別れ」「しばしの憩い」「穏やかさ」「強い意志」「短い恋」など、比較的希望を感じさせる言葉が多めです。
「また会う日まで」と似た意味の花言葉を持つ花
「また会う日まで」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「ヒガンバナ(彼岸花)」には「また会う日を楽しみに」という花言葉が付きます。
「私を忘れないで」は「ワスレナグサ(勿忘草)」と「シダレザクラ(枝垂れ桜)」です。
「サネカズラ(実葛)」の「また逢いましょう」はより具体的に再会を期待する言葉でしょう。
逢えない気持ちに言及したのが「あなたが毎日恋しい」で、これは「365本のバラ」の花言葉です。
遠距離の恋人へ小分けにして贈ったり、メッセージに画像添付するという利用も出来ます。
まとめ
「また会う日まで」という花言葉を持つ花は「ネリネ」「ミヤコワスレ」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「ヒガンバナ」「ワスレナグサ」「シダレザクラ」「サネカズラ」「365本のバラ」などがあります。
相手の心に残るような花を選べば、再会の期待もより高まるでしょう。