「私は明日死ぬだろう」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「私は明日死ぬだろう」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「私は明日死ぬだろう」という花言葉は、数ある花言葉の中でも特に恐ろしいもののひとつとして話題に上ることがあります。

現実的な使い方を考えるなら、死を考えているほど私は深く悲しんでいるということを表現する、失恋や離婚があまりに悲しすぎて生きていられない気持ちだということを相手に突きつけるなどでしょうか。

非常にネガティブなものであるため、できればネタ以外ではお世話になりたくないものです。

「私は明日死ぬだろう」の花言葉を持つ花

「私は明日死ぬだろう」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。

「キスツス(キスツス・アルビドゥス)」

キスツスはハンニチバナ科キスツス属の花です。

ゴジアオイやシスタスなどと呼ばれることもあります。

5〜7月になるとアオイに似た白やピンク、紫色の花を咲かせますが、それは正午頃に開花し、夕方の5時頃になるとしぼんでしまうという特性があります。

花言葉は「私は明日死ぬだろう」「人気」「憧れ」「注目の的」など。

「私は明日死ぬだろう」だけが非常にネガティブで浮いてしまっていますが、これはキスツスの花が一日花(寿命が一日しかない花)であるうえ、開花時間も短いため実質的な花の寿命が非常に短いことからきています。

また日本の高温多湿な気候を嫌う、アルカリ性の土が必要などの性質があり、栽培の難易度は高く日本ではあまり栽培されていません。

おまけに気温が35℃以上になると自然発火に繋がりやすい分泌液を出し、自身もろとも周囲を燃やしてしまうことから「自殺する植物」「植物界のサイコパス」とまで言われているようです。

とはいえこういったことは暑く乾燥した地域の植物においてはしばしば見られる生存戦略で、耐火性のあるゴジアオイの種はライバルたちが灰になった後、悠々と芽吹くことができます。

また他にはバンクシアやブラシノキなどが同じ戦略を取っているそうです。

コアラとセットでよく知られているユーカリも実は引火性のガスを出しており、しばしば山火事や森林火災の原因となっています。

「私は明日死ぬだろう」と似た花言葉を持つ花

インパクト抜群でユニークな花言葉であるため代替は非常に困難ですが、強いて挙げるなら「悲嘆」「絶望」などといった花言葉は似たように使えることもあるでしょう。

「悲嘆」という花言葉を持つ花はカレンデュラ、イトスギ、ポプラなどで、「絶望」という花言葉を持つ花はマリーゴールドなどです。

まとめ

「私は明日死ぬだろう」という花言葉を持つ花はキスツスです。

花はアオイに似た美しいものですが寿命は非常に短いうえ、気候が合わないこともあってか日本ではあまり見られません。

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