「鳴子百合(ナルコユリ)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「鳴子百合(ナルコユリ)」の花言葉とは? 花言葉

お祭りの提灯のような「鳴子百合(ナルコユリ)」は、ユリ科アマドコロ属の多年草です。

東アジア、日本原産で、国内では本州、四国、九州に主に分布し、山地の林の縁や草原など、やや海抜の高いところに生育します。

花は白から薄緑の筒状で、吊り下がって下向きに咲きます。

花期は4月から5月です。

今回は「ナルコユリ」の花言葉について解説します。

「鳴子百合(ナルコユリ)」の花言葉

「心の痛みが分かる人」「元気を出して」「あなたは偽れない」「懐かしい音」があります。

良い意味の花言葉が多く、相手を元気づける贈り物などに特に向くでしょう。

一方、お祝いの場には、少々雰囲気が合いません。

「心の痛みが分かる人」

「ナルコユリ」は根茎が「黄精」という生薬になり、滋養強壮に効果があるとされた事から、病み疲れた相手を癒やすイメージで付いた花言葉です。

失恋や仕事の悩みなどで落ち込む友人に贈るのに向きます。

逆に、人の痛みに気付き、助けてくれる相手に贈っても意味が合います。

スマホの待ち受けにして、誰かの心をないがしろにしていないか自問するのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは、人の不幸を喜ぶ人です。

分かると言っても、そういう事ではありません。

「元気を出して」

こちらも生薬として人を元気づける事から付いた花言葉です。

花が下を向いている事からも連想出来ます。

他に、「鳴子」のイメージとも合います。

「鳴子」とは、田んぼで縄に竹をずらりと吊して張り、風や小さな振動でガラガラ鳴るようにして、雀などを追い払う仕掛けです。

忍者の侵入を知らせる道具にも同じ名前が付きますが、つまり音を鳴らす道具です。

ここから、賑やかにして元気づける様子が連想できます。

気分が落ち込んでいる友人や恋人に贈るのに向く花言葉です。

自分を元気づけるために部屋に飾るのも良いでしょう。

この花言葉が合わないのは配偶者です。

漠然とした慰めではなく、もう少し踏み込んで解決に協力する姿勢を見せましょう。

「あなたは偽れない」

「ナルコユリ」の名前の「鳴子」が、少しの動きでもガラガラ音を立てる事から、隠し事がすぐに分かるという意味で付いた花言葉です。

正直で隠し事が出来ない友人に贈るのに向きます。

理性で覆いきれないという意味で、思わず寝転がってしまいたくなるような、クッションの商品イメージにも使えます。

基本的に疑うような印象を与えるため、贈る時にはあまり向かない花言葉です。

「懐かしい音」

雀を追い払う鳴子が田園風景を思い起こさせる事から付いた花言葉です。

なかなか会えず、電話で話をするぐらいの故郷の両親や旧友に贈るのに向きます。

日本の原風景を思わせる環境にあるホテルのサイトイメージにも使えます。

この花言葉が合わないのは、いつも会っている相手です。

「音楽の趣味が古いだろうか」と、不安にさせます。

まとめ

「ナルコユリ」は非常に特徴的な花で、植物に特に詳しくなくても目を惹きます。

花言葉を知れば、興味が増し、更に深く楽しむ事が出来るでしょう。

花をより鮮やかに見せてくれる花言葉を、是非参考にして下さい。

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