「赤星石楠花(アカボシシャクナゲ)」はツツジ科ツツジ属の常緑小高木です。
その白い花に赤い斑点が付くことからこの名が付けられました。
また名前から想像される通り、シャクナゲの一種でもあります。
シャクナゲは一般的に暑さにはあまり強くないというイメージがありますが、「赤星石楠花(アカボシシャクナゲ)」は台湾原産であるためか日本の高温多湿な夏にもよく耐えてくれるため、庭木として植えられることがあるようです。
開花期は3〜5月で、花の大きさは3〜8cmほど。
樹高は2〜3m程度になります。
「赤星石楠花(アカボシシャクナゲ)」の花言葉
「赤星石楠花(アカボシシャクナゲ)」の花言葉は「尊厳」「尊重」「愛しき微笑み」などです。
その由来についてはっきりとしたことは分かっていませんが、シャクナゲの花言葉に影響を受けている可能性が考えられます。
シャクナゲの花言葉は「威厳」「荘厳」「警戒」「危険」など。
高地原産のシャクナゲは文字通りの「高嶺の花」で、厳かで美しいが入手には危険が伴う、あるいはグラヤノトキシン(ロドトキシン)類による中毒の危険があることからこのような花言葉が付いたそうです。
余談ですがハクサンシャクナゲの葉などが健康に良いお茶として利用されることがありますが、薬効が無いばかりか下痢、嘔吐、血圧低下、めまい、けいれん、呼吸困難などの症状を引き起こすことがあるのでご注意を。
もちろん「赤星石楠花(アカボシシャクナゲ)」やその他園芸に利用されるシャクナゲ類も同じく有毒であるため、口にしてはいけません。
それはさておき「赤星石楠花(アカボシシャクナゲ)」の花言葉にネガティブなものはないので、安心して庭に植えることができるでしょう。
またセイヨウシャクナゲは小さな鉢植えの形でギフトにされることがまれにあるようですが、「赤星石楠花(アカボシシャクナゲ)」がギフトにされることはないか、極端に少ないようです。
「赤星石楠花(アカボシシャクナゲ)」の豆知識
「赤星石楠花(アカボシシャクナゲ)」が我が国に来た経緯や時期について、はっきりとしたことは分かっていません。
しかし現代日本においては、主にシャクナゲの交配に用いる接ぎ木の台木として大量に生産されていることが分かっています。
また花の色は白ですが、つぼみは濃いピンク色です。
まとめ
「赤星石楠花(アカボシシャクナゲ)」はツツジ科の常緑小高木です。
赤い斑点のある白い花を咲かせるのが特徴で、主に庭木やシャクナゲの交配に用いる接ぎ木の台木として利用されています。
花言葉は「尊厳」「尊重」「愛しき微笑み」など。
その由来は不明ですが、シャクナゲの花言葉に影響を受けている可能性が考えられます。