「赤いプリムラ」はサクラソウ科サクラソウ属のプリムラの赤花品種です。
ヨーロッパとアジアの野生種およびその交配種で、同属の「サクラソウ」ではないものを指します。
花は花弁5枚で、端に「サクラ」を思わせる切れ込みがあり、花期は11月から3月です。
今回は、「赤いプリムラ」の花言葉について解説します。
「赤いプリムラ」の花言葉
「青春の始まりと悲しみ」「青春の恋」「後援のない功績」「美の秘密」といいます。
良い花言葉と意味深な言葉が混ざるため、贈る時は意図を明らかにしましょう。
誤解されると厄介な相手や、意味を深読みしてしまう人には向きません。
「青春の始まりと悲しみ」
プリムラ共通の花言葉です。
春に先がけて咲き、夏を待たずに散る様子から付いた花言葉です。
青春の始まりはいつからだったでしょうか。
具体的な時は、なかなか思い浮かばないでしょう。
後から振り返り、ようやく「あれは青春だったな」と思うのです。
反面、終わりは卒業と就職という分かりやすい期限がありますが、ここまでできっちり青春を消費しておかないと、物足りない気分になります。
ただし、青春が本当に満ち足りていたというのは、「理想通りの人生を歩めた」というのと同じ程度にレアケースです。
青春を共に過ごした友人や配偶者へ贈るのに向く花言葉です。
「青春の恋」
春を迎える可愛らしいプリムラのイメージから付いた花言葉です。
青春時代の恋から続いた配偶者へ贈るのに向きます。
「後援のない功績」
これが「赤いプリムラ」固有の花言葉です。
赤は「情熱」「熱血」など、エネルギー溢れる色とされます。
このエネルギーを誰か周りの植物から貰う事なく、荒れ野でいきなり発揮して咲く様子から付いた花言葉です。
先駆者はしばしば支持が得られません。
その逆風の中でやり抜くには、継続や発展させる力とは、別のものが必要です。
どちらが偉いと競うのは無意味な事で、実績をあげたその時々に、各々を讃えれば良いのです。
その業種のパイオニアになった友人などへ贈り祝うのに向く花言葉です。
「美の秘密」
「赤いプリムラ」が荒野で美しい花を付けられる理由が何か、そんな疑問をそのまま付けた花言葉です。
燃える情熱か、やり残した青春への未練か、大切な人のためか、答えはそれぞれです。
そもそも、本人にしてみても、本当にそれが正しいのかは分かりません。
何かしら美しい人へ贈るのに向きます。
コスメ製品の宣伝イメージにも良いでしょう。
まとめ
「赤いプリムラ」は、鮮やかで美しい花です。
花言葉を知れば、その強さにも気づけるでしょう。
花の違った一面にも触れられる、花言葉を是非参考にして下さい。