「ステルンベルギア」はヒガンバナ科ステルンべルギア(キバナタマスダレ)属の多年草です。
「キバナタマスダレ(黄花玉簾)」と呼ばれることもあります。
クロッカスやタマスダレに似た花を付ける草丈10〜25cmほどの種で、開花期は9〜10月。
また日本で見られるもののほとんどは「ステルンべルギア・ルテア(ルテアは黄色を意味する)」という品種なのですが、その名前通り花の色は黄色です。
「ステルンベルギア」の花言葉
「ステルンベルギア」の花言葉は「期待」と「安息」です。
そしてどちらも「ステルンベルギア」の生態に由来するものであると言われています。
まず「ステルンベルギア」は暑い夏を球根の状態でやり過ごすという性質があり、これが「安息」という花言葉の由来となりました。
また秋になると急激に葉や花茎を出しあっという間に花を咲かせるのですが、これが「期待」という花言葉の由来になったと言われています。
どちらもポジティブな意味であるため、ギフトにするにしろ、花壇に植えるにしろ困ることはないでしょう。
特に伸びしろの大きい将来有望な方や、くつろぎや安らぎのスペースである自宅、温泉施設や静かな公園などといった癒しの空間にはぴったりです。
また鮮やかで元気の出るような色をしているため、心を休めて元気になってもらいたい方にも良いでしょう。
「ステルンベルギア」の豆知識
「ステルンベルギア」は丈夫で育てやすい花です。
耐寒性が強く、耐暑性が弱いという特徴を持ちますが、夏の間は球根の状態になるため暑さに弱いことは致命的な弱点にはなりません。
おまけに多くの水や肥料を必要とすることがなく、管理は楽であると言えるでしょう。
鉢植えやプランターでも楽々育てられるサイズであることもポイント。
おまけに価格もそう高くはありません。
なお病害虫にも強いため、防除の手間やコストがかからないという点も嬉しいところです。
まとめ
「ステルンベルギア」はヒガンバナ科の花で、「キバナタマスダレ(黄花玉簾)」とも呼ばれます。
その名の通り花の色は黄色で、開花期は9〜10月。
また日本で見られるもののほとんどは「ステルンべルギア・ルテア」という品種です。
花言葉は「期待」と「安息」。
どちらも「ステルンベルギア」の生態に由来すると言われているもので、将来有望な方や癒しのスペースなどにはぴったりです。
