「豊麗」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「豊麗」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「豊麗」とは肉付きが豊かで美しいさま、あるいは何かしらが豊かで美しいさまを指す言葉です。

人間の女性だけでなく、景色や音楽、花などにも使われます。

基本的にはポジティブな意味を持つ言葉ですが、現代においては自分以外の人間女性には使わない方が無難でしょう。

きれいな庭や素晴らしい景色を望める場所、音楽や絵画などの芸術を嗜む場、そして美しい花が咲き誇る空間などにはぴったりの花言葉です。

「豊麗」の花言葉を持つ花

「豊麗」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。

「カリン」

カリンはバラ科カリン属の落葉高木です。

洋ナシ型の黄色い果実がカリン酒やハチミツ漬け、のど飴などに加工され広く親しまれています。

果肉には石細胞と呼ばれる固い細胞が多く含まれるため生食はされませんが、古くからのどの痛みや風邪、疲労回復などに良いとされるほか、漢方薬に使われることもあるそうです。

ちなみにカリンは中国原産であり、日本には弘法大師として知られる空海が持ち込んだといわれています。

また花は5枚の花びらを持つ白やピンクのもので、開花期は3〜5月です。

花言葉は「豊麗」「唯一の恋」など。

「豊麗」はその花の美しいさまからきているといわれています。

また「唯一の恋」の由来はギリシャ神話なのだそうです。

具体的にはカリンが愛と美の女神アフロディーテの聖花であることからきているもので、彼女は恋多き女神ではあったものの、唯一夫だけを本気で愛していたとされています。

ちなみに彼女の夫はヘーパイストスという炎と鍛冶の神で、醜いうえに汗っかきだったことで知られていました。

「豊麗」と似た花言葉を持つ花

美しい女性に贈るのであれば、「美」という花言葉を持ち非常に良好な入手性や圧倒的に高い知名度を誇るバラが使いやすいでしょう。

また赤いサザンカには「あなたがもっとも美しい」という花言葉があり、こちらも同じように使えます。

人間以外に使うのであれば、「美しい眺め」という花言葉を持つシャコバサボテンや、「芸術」「技巧」などの花言葉を持つアカンサスなどが良いでしょう。

まとめ

「豊麗」という花言葉を持つ花はカリンです。

豊かで美しいことを意味する、人間以外にも使える言葉なので汎用性は高そうですが、現代では他の人間女性には使わない方が良いでしょう。

人間の女性に贈るならバラなどが使いやすいです。

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