「誇り」という花言葉の花は、何かしら大きな事を成し遂げた時などの、名誉感情を讃える贈り物になります。
人を褒め讃える事もあれば、自分のために飾るのも良いでしょう。
権威ある大学の学位記授与式のディスプレイにも向きます。
晴れやかな気持ちを盛り上げる、自分や相手の好みに合う花を選びましょう。
「誇り」の花言葉を持つ花
「誇り」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ヤブツバキ(藪椿)」
ツバキ科ツバキ属の常緑樹で、一般的に「ツバキ」と言えば、この種を指します。
赤から白の花で、日本における冬の花の代表格です。
「ジャパニーズ・ローズ」と呼ばれる事もある、世界的に愛された花のため、「誇り」という花言葉が付いています。
他に「理想の愛」「完璧な魅力」などの花言葉もあり、美しさを誇る人に特に合うでしょう。
一方「控えめなやさしさ」といった言葉もあるため、深読みする人には「調子に乗るな」と伝わる可能性があります。
「アマリリス」
ヒガンバナ科ヒッペアストルム属の総称で、ユリのような花を、ヒガンバナのようにぐるりと付ける華やかさから「誇り」という花言葉が付いています。
花色は白から紫、クリーム色、オレンジなどです。
他に「輝くばかりの美しさ」という花言葉もついており、誰を讃えるにも向きそうです。
ところが、「おしゃべり」「内気」「虚栄心」「臆病な心」という花言葉も付くため、丸ごと伝えると批判の意味になってしまいます。
カードなどで、何のつもりで贈るか、はっきり伝えましょう。
「ヒメユリ(姫百合)」
ユリ科ユリ属の通常は橙色の花で、上向きに咲く事から「誇り」の花言葉が付いています。
他の花言葉も「強いから美しい」「変わらない愛らしさ」「可憐な愛情」と、良い言葉だけで、素直に誇る意味になります。
何事か成し遂げた人や、高貴で誇り高い恋人へ贈るのに合います。
「誇り」と似た意味の花言葉を持つ花
「誇り」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「イキシア」は「誇り高い」「団結」で、グループ向きの花言葉になります。
「ライラック」には西洋の花言葉で「プライド(誇り)」が付きます。
「スノーフレーク」は「乙女の誇り」で、いかな危機でも諦めず、信念を持って生きる可憐な女性に合うでしょう。
「スイセン(水仙)」は「自己愛」で、「周りにも目を向けるように」という忠告になります。
「ボタン(牡丹)」が「王者の風格」で、自他共に認める誇り高い人に良いでしょう。
まとめ
「誇り」という花言葉を持つ花は「ツバキ」「アマリリス」「ヒメユリ」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「イキシア」「ライラック」「スノーフレーク」「スイセン」「ボタン」などがあります。
選択肢も多いため、誇らしい気持ちに合う花が選べるでしょう。
