花言葉には贈り物には向かないネガティブな意味を持つものがあります。
今回は「苦痛」に関係した花言葉を持つ花たちをご紹介します。
「苦痛」に関係した花言葉を持つ花
「アロエ」の持つ花言葉のひとつに「苦痛」があります。
また「ニガヨモギ」には「苦しみ」、「カモミール」には「苦難に耐える」、「アネモネ」には「恋の苦しみ」という意味がありますので注意が必要です。
ただし、ポジティブな意味の花言葉も併せて持っている場合がありますので、贈り物にしたい場合はそちらの花言葉をメッセージカードなどで伝えるようにすると良いでしょう。
「アロエ」
「アロエ」は多肉植物の一種で、アラビア語で「苦味」を意味する「alloeh」が語源と言われています。
その名の通り緑の皮部分に苦みがありますが、中の透明な果肉は無味で食用にすることが出来ます。
花言葉は「苦痛」「悲嘆」で、葉に棘があることが由来となっています。
また、火傷や胃腸の薬としても活用されてきたので「健康」「万能」と言った花言葉も持っています。
贈り物にする際には後者の花言葉を伝えると安心です。
「ニガヨモギ」
「ニガヨモギ」はハーブの中で最も苦いと言われ、独特な香りがすることから防虫剤や薬用酒として使われてきました。
アダムとイブが楽園から追放される原因となった蛇が這ったところから生えてきた植物とされ、「苦しみ」という花言葉もそこから来ています。
また別にも「離別と恋の悲しみ」「不在」と言った花言葉が付いていますので、あまり贈り物には向かない植物といえます
1-3. 「カモミール」
「カモミール」は「カミツレ」とも呼ばれる、リンゴに似た香りを持つマーガレットに似た花です。
抗菌作用や抗炎症作用があるとされ、ハーブティーやポプリ、アロマなどに活用されています。
花言葉は「苦難に耐える」「逆境で生まれる力」「あなたを癒す」などがあり、困難に負けない強さを与えてくれる花です。
「カモミール」の香りにはリラックス効果もありますので、困難に直面しているときのお守りとして取り入れると良いでしょう。
「アネモネ」
「アネモネ」はギリシャ神話の悲しい恋の物語に登場する花で、花言葉も「恋の苦しみ」「見捨てられた」「見放された」などネガティブなものが多くあります。
赤や白、紫の「アネモネ」にはポジティブな意味の花言葉が別に付けられていますので、贈り物にする際にはそちらの色を選びましょう。
まとめ
今回は「苦痛」に関連した花言葉を持っている植物をご紹介しました。
花言葉の意味を知らずに贈り物にしてしまうと相手の気分を害してしまうことがありますので、あらかじめ意味を調べてからプレゼントするのがお勧めです。