「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」の花言葉とは? 花言葉

「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」はノボタン科シコンノボタン属の低木です。

ノボタンの中でもかなりポピュラーなもので、花の色はその名前通り鮮やかな紫。

しかしマゼンタあるいはピンクに近い色合いのものも一部にはあるようです。

また開花期は7〜11月。

代表的な品種には小型で花期が長い「コート・ダジュール」や花の色が変化していく「リトルエンジェル」、葉に白い斑が入る「オータムカーニバル」などがあります。

「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」の花言葉

「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」の花言葉は「平静」「落ち着き」「ひたむきな愛情」「謙虚な輝き」「勝利」「約束」などです。

これらは花の様子や英語で「Glory bush(栄光の低木)」と呼ばれることなどからきています。

花言葉通り落ち着いた雰囲気を持つ花ですが、一日花(個々の花の寿命が一日程度しかない花)であるため一般的なギフトとしては不向きです。

しかし花言葉にネガティブなものはないので、育てる際に悩まされることはあまりないでしょう。

成功を収めてもなお謙虚な人間でありたい、トラブルの中にあっても冷静さを失わない人間でいたいなどの願いを込めて育てるのも一つの手。

「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」の豆知識

「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」が好む環境は日当たりは良いが直射日光が当たり過ぎない場所、それから水はけが良いが水切れはしない場所です。

また暑さにも寒さにもそれなりに強く、病害虫にも弱くはないので栽培するのはそれほど難しくはありません。

ちなみに単に「ノボタン」と呼ばれることも多くありますが、ノボタン科ノボタン属の方のノボタン(学名:Melastoma candidum)とは別物。

あちらはピンク・メラストマと呼ばれることがあるようにピンク色の花を付けますが、「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」(学名:Tibouchina urvilleana)とは同じノボタン科の仲間であるためか、花が5枚の花びらを付ける、夏から秋にかけて花を付けるなどといった共通点も多く見られます。

また「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」の原産地はブラジルなど南米であるのに対し、ノボタンの原産地は東南アジア(中国、台湾、フィリピンなど)です。

まとめ

「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」はノボタン科シコンノボタン属の低木です。

ノボタン科ノボタン属のノボタンと一緒くたに「ノボタン」と呼ばれることも多くありますが、「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」の方がポピュラーであるうえ、「紫紺野牡丹(シコンノボタン)」が紫色の花を付けるのに対しピンク・メラストマとも呼ばれるノボタンはピンクの花を付けるので一度覚えてしまえば迷うことはあまりないでしょう。

花言葉は「平静」「落ち着き」「ひたむきな愛情」「謙虚な輝き」「勝利」「約束」など。

一日花なのでギフトには不向きですが、ポジティブな花言葉を多く持っているので育てる際に困ることはないでしょう。

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