「紫のスターチス」は、イソマツ科リモニウム属(イソマツ属)の紫色品種です。
紫といいますが、実際の花は白で、紫の部分は「苞」という組織です。
この部分は落ちにくく、カサカサして乾燥も容易で、ドライフラワーにも向いています。
今回は、「紫のスターチス」の花言葉について解説します。
「紫のスターチス」の花言葉
「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」「しとやか」「上品」などがあります。
いずれも良い意味で、意味が合う人への贈り物に向きます。
「変わらぬ心」
スターチスがドライフラワーにしても色あせず長く楽しめる事から付いた花言葉です。
「三つ子の魂百まで」という諺がありますが、人間の心の奥深い部分は、簡単に変わるものではありません。
ですが、人は結局振る舞いでしか人を判断出来ません。
仕事のため、家族のため、と、心と違う事ばかりしていれば、やがて心のない場所に、他人が認める自分が出来上がってしまうでしょう。
いつまでも変わらない友情を見せる友人へ贈るのに向く花言葉です。
「途絶えぬ記憶」
ドライフラワーとしてスターチスが美しい姿を保つ事から付いた花言葉です。
見る人の記憶の中で、姿が途切れる事がないという意味になります。
ここで言う「途絶えぬ記憶」は、人の記憶に残るような偉業や災害などのニュアンスです。
1人の記憶には限界があります。
ですが、多くの人が遺し、語り継ぐ事で、長く途絶えないものになります。
人間は、これを重ねていく事で、文化や文明を発展させているのです。
大きな偉業を為した人へ贈るのに向きます。
「しとやか」
「紫のスターチス」固有の花言葉です。
紫は高貴な色とされます。
ゴージャスな花ならもう少し派手な言葉になりますが、花が小さく可愛らしいニュアンスが加わり、淑やかで可憐なイメージに落ち着いています。
淑やかさは上品で穏やかなイメージですが、周囲に染まらず自分を貫くしなやかな強さも必要です。
淑やかで一緒に居ると落ち着き、同時に、少し背筋を伸ばしたくなるような人へ贈るのに向きます。
「上品」
こちらも「紫のスターチス」の花言葉です。
上品な振る舞いは、人を美しく見せます。
艶めかしさもアピールになりますが、上品さは内面も整えてくれます。
一方、上品さは装っているだけで、下品な事にこそ真実があると考える人もいます。
そういう人は、自分の周りがそうなっているだけで、全ての世界に共通するものではありません。
部屋に飾り、上品さを心がけるきっかけにできます。
上品で好ましい人へ贈るのも酔いでしょう。
まとめ
「紫のスターチス」は、シックで他を引き立てるにも良い花です。
花言葉を知れば、より好ましく感じられるでしょう。
花を一層彩り良く見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。