「私を見てて」という花言葉の花は、愛する人にずっと関心を持っていて欲しいというメッセージになります。
「私を見て」がその時だけであるのに比べ、「私を見てて」は時間に幅が出ます。
恋愛を離れ、何かしらの技術、技能などが成長していく事を宣言する意味にもなるでしょう。
ただ、これだけだと「手を出さず見ていて欲しい」のか「見る事以外何もしないで欲しい」のか、はっきりしません。
他の花を添えるなどの工夫があると、より良いメッセージになります。
「私を見てて」の花言葉を持つ花
「私を見てて」という花言葉を持つ花はありません。
「私を見てて」と似た意味の花言葉を持つ花
「私を見てて」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「サンビタリア」
キク科ジャノメギク属の黄色い花で、花弁(舌状花)と筒状花の茶色い部分で二重丸に見える事から「蛇目菊」の別名があります。
「蛇の目」とは、同心円を利用した模様です。
花がじっと見つめているというイメージから「私を見つめて」という「私を見てて」と近い花言葉が付きます。
他の花言葉は「変わらぬ熱愛」「愛の始まり」「切なる喜び」「いつも愉快」「ほのかな喜び」です。
恋人へ甘えるメッセージになりますが、負担はかけるため力加減は重要です。
「ローズマリー」
ハーブとして利用される「ローズマリー」は、シソ科マンネンロウ属の、白や紫の花です。
古くから利用されており、古代ギリシャでは、「ローズマリー」の枝を髪に挿すと、集中力や記憶力が高まる、と言われていました。
ここから「記憶」「追憶」「思い出」、それが転じて「私を思って」という花言葉が付きます。
「私を見てて」は、単に視覚だけの行為ではなく、意識して欲しいという意味ですから、近い言葉と言えるでしょう。
他の花言葉は「変わらぬ愛」「誠実」「貞節」「静かな力強さ」「あなたは私を蘇らせる」などがあります。
他に「パンジー」「クローバー」にも、「私を思って」という花言葉が付きます。
「ツルウメモドキ(蔓梅擬)」
ニシキギ科ツルウメモドキ属の蔓性の落葉樹で、花はあまり目立ちません。
その後実る直径1cm程の果実は、半年ほどかけてじっくり熟し、果皮が割れると鮮やかなオレンジの仮種皮に包まれた種子が露わになります。
このじっくり育つ様子から「大器晩成」という花言葉が付きます。
成長は遅いけれど、大物になる人を、早々に見切りを付けるのは愚かな事です。
成長を見届けて欲しいというのは「私を見てて」と同じ意味合いと言えるでしょう。
これ以外にも「私を見つけて」「私を安心させて」など、「私を見てて」と近い意味の花言葉を持つ花は複数あります。
まとめ
「私を見てて」という花言葉を持つ花はありません。
似た意味の花言葉を持つ花は「サンビタリア」「ローズマリー」「パンジー」「クローバー」「ツルウメモドキ」などがあります。
これだけでは少し言葉が足りないため、他の花と合わせ、意味を補うのも良いでしょう。