「あなたを信じて待つ」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「あなたを信じて待つ」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「あなたを信じて待つ」という花言葉の花は、遠距離恋愛の恋人へ贈るのに向きます。

一時的な気の迷いで心が離れている人へ贈っても意味が合いますが、伝わるかは相手次第です。

恋愛から離れると、受験する友人や、大きなプロジェクトを後輩に任せる時などにも良いでしょう。

「信じる」という言葉は、容易に「不信」に反転するため、加減が必要です。

「あなたを信じて待つ」の花言葉を持つ花

「あなたを信じて待つ」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「紫のアネモネ」

キンポウゲ科アネモネ属の紫花品種です。

カップ型の花を上向きに咲かせます。

アネモネには、古代ギリシャ神話に由来話があります。

昔、花の女神「フローラ」には、「アネモネ」という美しい精霊(ニンフ)が仕えていました。

フローラの夫である西風の王「ゼピュロス」はアネモネを気に入り、恋人関係になってしまいました。

それに気付いたフローラは、アネモネを城から追放したのです。

荒野を彷徨い衰えていくアネモネを哀れんだゼピュロスは、彼女を花に変えました。

花になったアネモネは、今も西風が吹く春の頃に咲き、ゼピュロスを迎えるのです。

このエピソードから「アネモネ」共通の花言葉では「見放される」という花言葉が付きます。

一方、高貴な色とされる「紫のアネモネ」の場合、感情が昇華されており「あなたを信じて待つ」という花言葉になるのです。

現代人の目で見ると、ゼピュロスが極端に酷く見えますが、ギリシャ神話では神が性に奔放な事と、運命が絶対である事を知っておくべきです。

フローラも恋人は何人も作っています。

そして、アネモネの破滅は、ゼピュロスと関わらなくても発生するのです。

「あなたを信じて待つ」と似た意味の花言葉を持つ花

「あなたを信じて待つ」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。

「ハナシュクシャ(ジンジャーリリー)」

ショウガ科ハナシュクシャ属の多年草です。

草丈最大2mにもなる立派な花で、白い花を咲かせます。

花に芳香があり、香水原料にも利用されます。

単に「ジンジャー」と呼ばれる場合もありますが、食用の「ショウガ」はショウガ属で別種です。

「ハナシュクシャ」が美しい姿や香りで人を癒す、頼れる花である事から、「あなたを信頼します」「信頼」という花言葉が付きます。

待つ時間は不安に駆られるものです。

その時間を揺らぎ無く過ごせるのは、固い信頼あっての事です。

他の花言葉は「慕われる愛」「豊かな愛」「無駄なこと」と、少々気になる言葉も含まれます。

誤解されそうな相手には、意図をはっきり伝えましょう。

他にも「待ちかねる」「あなたを信じる」「期待」など、「あなたを信じて待つ」と近い花言葉を持つ花は多数あります。

まとめ

「あなたを信じて待つ」という花言葉を持つ花は「紫のアネモネ」です。

似た意味の花言葉を持つ花は「ハナシュクシャ」他多数です。

あまり贈りすぎても不信感の表明になるため、花の種類を変えるなど、緩急を付けると良いでしょう。

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