「私を探して」という花言葉の花は、想いを寄せる相手に、自分の気持ちが通じて欲しいというメッセージになります。
告白として贈るには少々遠回りな表現で、「ファンの1人」などの立場からの言葉と解釈できます。
また、そのままの意味で、探索系アトラクションのデザインに採り入れても良いでしょう。
意味の広い花言葉ですが、直接的な気持ちを伝える花と合わせれば、より意味のある贈り物になるでしょう。
「私を探して」の花言葉を持つ花
「私を探して」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「シロバナタンポポ(白花蒲公英)」
キク科タンポポ属の多年草です。
北海道に1箇所と、北陸地方以西に自生が見られます。
花期は2月から5月で、花弁(舌状花)が白く、中央部分は雄しべの色で黄色くグラデーションがかかります。
至る所で見られる黄色い「タンポポ」と比べ、数が少ない事から、「私を探して」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「私を見つめて」です。
ファンレター向きの花言葉ですが、一般人へ告白として贈るなら、怖がられないように、名前と連絡先は書き添えましょう。
「私を探して」と似た意味の花言葉を持つ花
「私を探して」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「サンビタリア(蛇目菊)」
キク科サンビタリア属(ジャノメギク属)の一年草です。
筒状花が茶色または黄色で、花弁(舌状花)は黄色く、草丈は20cm程、「ヒマワリ」を小さくしたような花です。
特に茶色い筒状花は、じっと見つめる見開いた目のようで、アピール力の高い黄色も併せ、「私を見つめて」という花言葉が付いています。
探した後はきちんと見て欲しい訳ですから、近い意味と言えるでしょう。
他の花言葉は「愛の始まり」「切なる喜び」「ほのかな喜び」「いつも愉快」「変わらぬ熱愛」で、告白にも恋人への愛情表現にも合います。
「クローバー(シロツメクサ)」
マメ科シャジクソウ属の多年草です。
白い小花が玉状になって咲きます。
葉は小葉が通常3枚まとまって生え、「三つ葉のクローバー」としてよく知られています。
「クローバー」は、キリスト教の聖人「聖パトリキウス」が「三位一体」の説明に利用した植物です。
教えをしっかり覚え、いつでも神を思うようにという意味で、「私を思い出して」という花言葉が付きます。
遠い昔に会った相手の場合、「記憶の奥の自分を探して欲しい」という意味になるため、近い花言葉と言えるでしょう。
現実の相手には少々遠回りですが、創作で、生まれ変わった恋人や仇敵と巡り会う場面の描写などには良いでしょう。
他に「私を探して」と近い花言葉としては、「内気」「片想い」などが考えられ、該当する花は数多くあります。
まとめ
「私を探して」という花言葉を持つ花は「シロバナタンポポ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「サンビタリア」「クローバー」他多数です。
あまり具体的な気持ちが限定されない花言葉ですが、他の花と併せれば、意味深いメッセージになるでしょう。