「白いマーガレット」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「白いマーガレット」の花言葉とは? 花言葉

春から夏にかけて咲く「白いマーガレット」は、キク科モクシュンギク属の白花品種です。

カラフルな「マーガレット」は、花色によって大きく印象が異なる事から、色によって異なる花言葉が付いています。

今回は「白いマーガレット」の花言葉について解説します。

「白いマーガレット」の花言葉

「誠実」「愛の真実」「心に秘めた愛」「恋の行方」などがあります。

いずれも良い意味で、恋人へ贈るのに向きます。

「誠実」

古代ギリシャ神話において「マーガレット」は、「アルテミス」に捧げられた花でした。

アルテミスは処女神であり、恋愛における誠実さに厳しい神です。

純潔を誓い従っていた精霊「カリスト」が、主神「ゼウス」に誘惑され、それを破った時も、怒って熊に変えてしまいました。

これを息子の「アルカス」に殺させたのです。

これが「おおぐま座」の由来になっています。

ゼウスの誘惑は執拗かつ巧妙で、カリストがどう頑張っても防げないのですが、情状酌量してくれない程に徹底しています。

これの厳格さに、白の邪念のないイメージが合わさった花言葉です。

誠実さは嘘を言わない事だけではありません。

騙すつもりがなかったとしても、「頑張りましたが駄目でした」は、不誠実な態度でしょう。

仕事を任せられるような、誠実で信頼出来る人へ贈るのに向く花言葉です。

材料と製法にこだわった調味料などのデザインにも向きます。

「愛の真実」

こちらも「誠実」のイメージから派生したものです。

「真実の友情」という花言葉もあります。

愛も真実も主観の概念なので、厳密に何を表すのはその人次第です。

恋人と関係を続けるために心を偽るのが真実なのか、心に正直に振る舞うのが真実かというのは意見が分かれるところですが、相手に対する誠実さがまずは重要です。

自分の心を曲げるなら、それを決して翻さない事、心のままに振る舞うなら、関係に整理を付ける事が重要でしょう。

配偶者へ愛情を伝える贈り物に向く花言葉です。

「心に秘めた愛」

白は「透明」と同一視される花色です。

表向きは何の素振りも見せないけれど、心の中には色を隠している。

そんなイメージで付いた花言葉です。

片想いの相手へ告白したり、片想いに悩む友人へ贈り元気付けるのに向きます。

「恋の行方」

「マーガレット」は、「すき、きらい」で花弁を摘んでいく「花占い」で、「恋の行方」を占う花です。

占いに使う花色は厳密には決まっていませんが、白は占いの結果にバイアスがかからない最適な色と言えるでしょう。

恋に一喜一憂する友人を元気付けるのに向く花言葉です。

「きらい」と出たら応援にならない、と思うかも知れませんが、その可能性は非常に低いものです。

「マーガレット」の花弁の枚数は、21枚前後で、基本的に奇数枚になります。

このため、「すき」から始めると必ず「すき」で終わるのです。

まとめ

「白いマーガレット」の花言葉は、「誠実」「愛の真実」「真実の友情」「心に秘めた愛」「恋の行方」です。

人を元気付けるのにも、自分の心を見つめ直すにも向く花言葉を、是非心に留め置いて下さい。

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