「気取り」という花言葉の花は、色々格好付けたがる人へ贈ると意味が合います。
但し、「実態は伴っていない」という悪口になる場合と、「多少わざとらしいが、シャレていて格好良い」という褒めるニュアンスが出る場合があります。
どちらに受け取られるかは、普段の関係性で決まって来るものなので、親しい友人向きの花と言えるでしょう。
「気取り」の花言葉を持つ花
「気取り」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ケイトウ(鶏頭)」
ヒユ科ケイトウ属の赤や黄色の花です。
様々な種類があり、それぞれの独特な花穂の形から「気取り」「気取り屋」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「おしゃれ」「個性」「風変わり」「色褪せない恋」「乙女の真心」「博愛」「調和」「愛する大地」などです。
おしゃれで、気取ったファッションも着こなしている友人へ贈るのに向きます。
自分のセンスを磨きたいと思う時、スマホの待ち受けにして、日々意識するのも良いでしょう。
同じヒユ科で名前の近い「ハゲイトウ(葉鶏頭)」にも、「気取り屋」という花言葉が付いています。
「気取り」と似た意味の花言葉を持つ花
「気取り」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「シデ(椣)」
カバノキ科クマシデ属の落葉樹です。
花は雄花が稲穂のような形、雌花がホップのような姿の花穂を付けます。
雌花の苞が組み合わさる形が、注連縄などにつける白い紙の「四手」を連想させる事から「装飾」という花言葉が付きました。
「気取り」を表現するのは主に、ファッションですから、近い花言葉と言えるでしょう。
手工芸に趣味があり、衣類の装飾や部屋の飾り物などが好きな人へ贈るのに向きます。
「装飾」に近い花言葉としては、他に「チャイニーズハット」に「着飾る」があります。
「ピンクのユリ」
ユリ科ユリ属のピンク色品種です。
「ユリ」は白のイメージが強い花で、キリスト教の聖人「聖母マリア」の象徴になっています。
「白いユリ」に「純粋」「純潔」などの花言葉が付く一方、色が付いた「ピンクのユリ」は、やり過ぎと評価されているようで、「虚栄心」「思わせぶり」という「気取り」に近い花言葉が付きます。
他の花言葉は「上品」「富と繁栄」です。
悪い言葉と良い言葉が混じるため、カードなどで伝える言葉を限定すると誤解がありません。
「虚栄心」という花言葉は、他に「赤いユリ」にも付いています。
まとめ
「気取り」という花言葉を持つ花は「ケイトウ」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「ハゲイトウ」「シデ」「チャイニーズハット」「ピンクのユリ」「赤いユリ」があります。
悪口になりやすい花言葉なので、どちらかというと親しい友人への贈り物に向きます。