愛を伝える言葉はいくつもバリエーションがありますが、いつまでも相手を思い続けることを表現するのに「死んでも愛してる」という表現が用いられることがあります。
受け取り方によっては狂気じみていると取られることもあるかもしれませんが、いつまでも続く愛を伝える言葉の一つであると言えます。
今回はそんないつまでも相手を愛し続ける気持ちを伝えられる花言葉を紹介します。
「死んでも愛してる」の花言葉を持つ花
「死んでも愛してる」という花言葉に対応する花はありません。
ただし、愛を象徴する花、バラの花言葉の中に「死ぬまで気持ちは変わりません」というものがあります。
これは「4本のバラ」の花言葉ですが、別に「白い枯れたバラ」の花言葉には「生涯を誓う」というものがあります。
「死んでも愛してる」に関連した花言葉を持つ花
「死んでも愛してる」の花言葉に該当する植物はありませんが、関連した花言葉を持つ植物はあります。
「変わらない心」の花言葉を持つ「スターチス」、「永遠の愛」の花言葉を持つ「キキョウ(桔梗)」などはいつまでも思い続ける強い気持ちを表す花といえます。
また一方で執着とも言えるような愛を表す「死んでも離れない」という花言葉を持つ「アイビー」も存在します。
「スターチス」
5月から6月に花を咲かせる「スターチス」は花のように見えるガク(萼)の部分にピンク、紫などの色がついており、この部分が長期間にわたり色褪せることなく残るためドライフラワーとして好まれています。
このように見た目が長い間変わらないことから「変わらぬ心」、「永遠に変わらない」という花言葉がつけられました。
「キキョウ(桔梗)」
戦から帰ってこなかった夫の帰りを長く待ち続けた娘の名前が桔梗であったことから「永遠の愛」、「変わらぬ愛」という花言葉がつけられた「キキョウ(桔梗)」は日本でも古くから愛でられている植物の一つです。
野生の「キキョウ(桔梗)」は絶滅危惧種ですが、園芸品種は多く出回っており青、ピンク、白など様々な種類を見ることができます。
「アイビー」
「アイビー」は壁や木にツルを巻きつけて群生する性質を持っています。
決して離れようとしない植物の姿から「死んでも離れない」という花言葉がつけられました。
またずっと離れない姿に「永遠の愛」、「結婚」、「夫婦愛」といった花言葉を当てはめる場合もあり、ウェディングブーケなど、結婚がまつわる場所で「アイビー」が用いられることもあります。
まとめ
「死んでも愛してる」をそのまま表す植物はありませんが、永く愛し続けるという意味を持つ植物はいくつも存在します。
伝えたい気持ちのニュアンスを考慮して花を贈る参考になさってください。