「歓喜」とは、大変喜ぶ様子を表す言葉です。
内心の喜びより、外に表すイメージです。
「歓喜」という花言葉の花は、何かしら喜ばしい事がある人へ贈り、祝い喜ぶ感情を伝えるメッセージになります。
祝賀会や結婚式のディスプレイにも良いでしょう。
一方、落ち込んでいる人には合いません。
「気分を上向かせたい」という気持ちだとしても、段階というものがあります。
「歓喜」の花言葉を持つ花
「歓喜」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ヒメヒオウギ(姫檜扇)」
アヤメ科フリージア属の多年草です。
花は花弁6枚で、花色は白、ピンク、オレンジ、下の花弁3枚の根元は濃くなっています。
美しい花が大きく多数咲く様子や、「扇」で舞い踊るイメージから「歓喜」という花言葉が付いています。
他の花言葉は「青春の喜び」「楽しい思い出」「強い心」「誠実」「気品」「個性美」です。
個性を伸ばす美術系学校の、卒業式ディスプレイなどに良いでしょう。
「カラジウム」
サトイモ科カラジウム属の総称です。
花よりも、独特な斑の入った大きな葉を主に楽しむ観葉植物です。
「カラジウム」の名はラテン語の「カラディオン(盃、カップ)」が元になっています。
葉の形からイメージされたものです。
祝杯のイメージや、大きな葉が赤く色づく様子などもあわせ「歓喜」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「喜び」「爽やかさ」「分かち合い」で、喜びを分かち合いたい親しい人や、優勝したスポーツチームのメンバー同士などで贈り合うのに向きます。
他に「サフラン」「カラー」「ネムノキ(合歓木)」にも、「歓喜」という花言葉は付いています。
「歓喜」と似た意味の花言葉を持つ花
「歓喜」に似た意味の花言葉を持つ花は、次の通りです。
「アサガオ(朝顔)」
夏の花として馴染み深い「アサガオ」は、ヒルガオ科サツマイモ属の一年草です。
当初は薬として持ち込まれ、その名残の「ケンギュウカ(牽牛花)」という別名もあります。
これは薬として高価で、対価のための牛1頭を牽引してくるという意味です。
花は漏斗型、花色は白または青から赤紫で、早朝に咲き昼には萎む1日花です。
薬効、大きく花開く性質、蔓が巻き付く様子などから「喜悦」「愛着」「あなたに私は絡みつく」という花言葉が付きます。
健康の喜びや愛の「歓喜」とみれば、近い意味と言えるでしょう。
他の花言葉は「固い絆」「儚い恋」「平静」「固い約束」「明日もさわやかに」があります。
他に「カタバミ(方喰)」に「喜び」「輝く心」、「ハナズオウ(花蘇芳)に「喜び」「豊かな生涯」など、「歓喜」と意味の近い花言葉を持つ花は多くあります。
喜ぶ理由にあわせて様々な花が使い分けられるでしょう。
まとめ
「歓喜」という花言葉を持つ花は「ヒメヒオウギ」「カラジウム」「サフラン」「カラー」「ネムノキ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「アサガオ」「カタバミ」「ハナズオウ」他多数です。
選択肢は広いため、喜ぶ理由や相手の好みなどに合わせて使い分けられるでしょう。