夏が終わった後に残る「枯れたひまわり」は、もの悲しさを感じさせます。
ヒマワリはキク科ヒマワリ属の一年草です。
北アメリカ原産で、元は食用の作物として扱われていました。
草丈3mで花の直径30cmにもなる黄色く大きい花で、花期は7月から8月です。
その後、大量の種を実らせ、枯れるのは晩秋です。
今回は、「枯れたひまわり」の花言葉について解説します。
「枯れたひまわり」の花言葉
「情熱」「実り」「また明日」があります。
どれも良い意味で、相手に合わせれば喜ばれる花言葉になるでしょう。
花自体を贈る時は、「枯れたひまわり」から獲れた種や、小さい品種のドライフラワーが手頃です。
「情熱」
ヒマワリの花言葉と共通します。
枯れても真っ直ぐ立つ姿は、夏の情熱を失っていません。
そんなイメージから付いた花言葉です。
老いても情熱を失わず活動を続ける友人や恩師などに贈るのに向きます。
発熱素材の下着の商品イメージにも向きます。
心身の限界を感じ、活力を失った自分を奮い立たせるため、「枯れたひまわり」を部屋に飾るのも良いでしょう。
この花言葉が合わないのは、恋愛感情のない異性です。
異性に対する情熱は、恋愛のニュアンスが含まれるため、誤解を生む可能性があります。
「実り」
ヒマワリの花言葉は、太陽を追うという性質から「憧れ」となっていますが、その憧れが実った事を意味する花言葉です。
ヒマワリが枯れる頃、種が実る事も意味します。
努力の末に結果を出した友人やチームメイトに贈るのに向くでしょう。
受験などで頑張った子供にも合います。
ヒマワリの種を食べて元気をつけ、結果を出すため努力を続けるのも良いでしょう。
この花言葉が向かないのは、特に何も努力していない人です。
何のことだか分からず、戸惑わせるだけでしょう。
「また明日」
「太陽を見つめる」とされるヒマワリが枯れた様子を、太陽を見送った後に喩えた花言葉です。
尚、ヒマワリは育つ途中で太陽の方を向くような動きをしますが、開花後は特に動きません。
卒業や転職などで離れる友人に贈るのに向く花言葉です。
単純に明日また会う相手への別れの挨拶にも使えます。
この花言葉が合わないのは、今回限りでまた会うつもりがない相手です。
年賀状などで迷う事になるので、次に繋がるような挨拶はやめましょう。
まとめ
「枯れたひまわり」は侘しくもありますが、成し遂げた満足感も感じさせます。
花言葉を知れば、より趣深く鑑賞できるでしょう。
花を多面的に見せてくれる、花言葉を是非参考にして下さい。