「未来」という花言葉の花は、将来ある後輩や子供へ贈り、期待や先達としての忠告を伝える時に向きます。
卒業式や入学式、入社式などのディスプレイにも良いでしょう。
見た目の綺麗な花を選ぶ事も大切ですが、花持ちの良さなども気にすると、より良い贈り物になるでしょう。
「未来」の花言葉を持つ花
「未来」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ニゲラ(黒種草)」
キンポウゲ科クロタネソウ属の一年草です。
本来の花弁は目立たず、萼片が花弁のように付き、糸状の葉が覆います。
花色は、白から紫、青、複色です。
受粉後、黒い種子を多数実らせ、次の世代が安泰という意味で「未来」という花言葉が付きます。
他に、「ひそかな喜び」「夢で会いましょう」「夢を抱く」「不屈の精神」「叶わぬ恋」「深い愛」「戸惑い」「本当の私」と、後輩向けの訓示に使えそうな言葉が揃うため、必要に応じて選ぶと良いでしょう。
但し、疎ましく思われるものなので、訓示は1度で終わらせましょう。
「未来」を含む花言葉は多く、「アルストロメリア」に「未来への憧れ」、「ストック」に「未来を見つめる」、「サラサドウダン(更紗灯台)」と「ムスカリ」に「明るい未来」、「ストレリチア」に「輝かしい未来」などがあります。
「未来」と似た意味の花言葉を持つ花
「未来」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「オダマキ(苧環)」
キンポウゲ科オダマキ属の宿根草です。
花は外側の花弁に見えるのが萼片、内側の副花冠に見えるのが本来の花弁で、花色は白から赤、赤から黄色、青、紫、複色です。
晩秋から冬にかけて地上部分が枯れてしまい、「未来」である来年も咲くか気になってしまう事から「心配して震える」という花言葉が付きます。
他の花言葉としては、「必ず手に入れる」「勝利」「愚か」「偽善」「遺棄」「素直」「象徴」「不義」などがあり、「未来」への不安や勝利へ向けた決意などを伝える時に向きます。
「ヤブコウジ(十両)」
サクラソウ科ヤブコウジ属の常緑樹です。
花は白かピンクで、その後丸い真っ赤な果実を実らせます。
「センリョウ(千両)」などと同じ、赤い果実をつける縁起物の植物として「十両」の別名が付いています。
縁起物は今後幸せをもたらすという意味で「明日の幸福」という、明るい「未来」を意味する花言葉が付いています。
他の花言葉は「ふくよかな愛」「豊満な愛」で、「未来」の愛情に関わる期待を話題にする時に、特に向きます。
まとめ
「未来」という花言葉を持つ花は「ニゲラ」「アルストロメリア」「ストック」「サラサドウダン」「ムスカリ」「ストレリチア」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「オダマキ」「ヤブコウジ」などがあります。
その時の花のイメージだけでなく、すぐ枯れて嫌な気分にならないような花を気にすると良いでしょう。