敬老の日は国民の祝日のひとつで、高齢者を敬い、長寿を祝うための日とされています。
2002年までは毎年9月15日とされてきましたが、2003年からは9月の第3月曜日に変更。
それ以来9月15日は老人福祉法にも定めがある老人の日となりましたが、その趣旨は同様です。
また敬老の日の過ごし方としては実家に帰ってフラワーギフトや健康グッズ、高級食材などをプレゼントするなどといったことがポピュラーであるようですが、中でもフラワーギフトはどんな方にも喜ばれやすい無難な贈り物です。
「敬老の日のプレゼントにオススメできる系」の花言葉を持つ花
「敬老の日のプレゼントにオススメできる系」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「リンドウ」
リンドウはリンドウ科リンドウ属の花です。
敬老の日のギフトとして非常に人気のある花のひとつで、シーズンになるとかわいくラッピングされた鉢植えがお花屋さんなどで出回ります。
花言葉は「勝利」や「正義感」など。
一見敬老の日と関係が無さそうなものですが、これらには「病に打ち勝つ、そしてあるべき(正しい)姿を取り戻す」というニュアンスが含まれています。
またリンドウはリュウタン(竜胆)という生薬としても利用されており、その主な薬効は鎮痛や健胃などです。
「ユウゼンギク」
ユウゼンギクはキク科シオン属の花です。
こちらは敬老の日のギフトとしてはそれほどポピュラーではありませんが、「老いても元気で」「若者に負けぬ元気」などのユニークな花言葉を持ちます。
別名はメリケン小菊。
その名の通りアメリカからやってきた花で、英語ではニューヨーク・アスターと呼ばれるそうです。
「敬老の日のプレゼントにオススメできる系」と似た花言葉を持つ花
他にはキキョウも敬老の日のギフトとして人気です。
キキョウは古くから日本人に愛されてきた花のひとつで、日本最古の歌集である「万葉集」にも登場するといわれています(朝顔、あさがほの名で詠まれている)。
花言葉は「気品」「誠実」「清楚」「変わらぬ愛」「永遠の愛」など。
花言葉通り上品な雰囲気の花であるため、茶花(茶室に飾る花)などとしても人気です。
まとめ
敬老の日のプレゼントにオススメできる花としてはリンドウやユウゼンギク、キキョウなどが挙げられます。
花言葉の観点から見るなら、「老いても元気で」「若者に負けぬ元気」という花言葉を持つユウゼンギクは特に良いでしょう。