恋人の日は聖パドヴァのアントニオという聖人に由来するブラジルの記念日(6月12日)です。
この日に恋人や家族、友人同士でフォトフレームを交換しあう習慣があることから、日本でも全国額縁組合連合会がPRに力を入れています。
またブラジルでは他にもイワシやチョリソーを焼いて食べたり、街をカラフルに装飾したり、洋服や鉢植え、アクセサリー、家電、CDなどを贈ったりすることもあるそうです。
ちなみに聖パドヴァのアントニオは結婚、花嫁、不妊症に悩む人々、愛などの聖人とされており、日本でいう縁結びの神様のような存在。
またパドヴァ(イタリア)、ポルトガル、ブラジルの守護聖人ともされています。
「恋人の日のプレゼントにオススメできる系」の花言葉を持つ花
「恋人の日のプレゼントにオススメできる系」の花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「バジル」
バジルはシソ科メボウキ属の多年草です。
日本でもなじみあるハーブのひとつで、ピザ、パスタ、ソース、サラダ、肉料理、炒め物など様々な料理に使われます。
また恋人の日のギフトとして非常にポピュラーなもののひとつで、ブラジルではバジルを使った花束や鉢植えなどのことをマンジェリコと呼ぶそうです。
花言葉は「神聖」「好意」「何という幸運」などとされています。
「ユリ」
ユリはユリ科ユリ属の花です。
その美しく気品ある花は観賞用やギフト用として世界的に人気があります。
またユリは聖パドヴァのアントニオの象徴のひとつともされているそうです。
花言葉は「純粋」「無垢」「威厳」など。
これらはキリスト教において、ユリは聖母マリアの象徴でもあることからきています。
ゆえにユリは、キリスト教にとって重要な花のひとつです。
「バラ」
バラはバラ科バラ属の花で、ギフト用の花として最もポピュラーなもののひとつです。
知名度も抜群であり、知らない人はほとんどいないといえるでしょう。
また入手性も非常に良好で、様々な色や形のものが一年中手に入ります。
主な花言葉は「愛」や「美」。
また色別の花言葉もあり、「愛情」「情熱」などの花言葉を持つ赤いバラや「かわいい人」「しとやか」「上品」などの花言葉を持つ白いバラは恋人の日には特に使いやすいでしょう。
「恋人の日のプレゼントにオススメできる系」と似た花言葉を持つ花
他にも「変わらぬ心」「途絶えぬ記憶」「永久不変」などの花言葉を持つスターチスや「あなたを待っています」「幸せが来る」などの花言葉を持つラベンダーなどが使えるでしょう。
またスターチスの旬が5〜7月、ラベンダーの旬が4〜7月であるため、これらを6月に入手することは容易です。
まとめ
恋人の日のプレゼントにオススメできる花としてはバジル、ユリ、バラなどが挙げられます。
6月が旬のスターチスやラベンダーなども良いでしょう。