花言葉の中には幸せを表現するものが少なくありません。
日々の生活に大きな幸せを感じるのはもちろんですが、そこまでいかずとも自分の「小さな幸せ」を表現したり、相手の「小さな幸せ」を祈るのにぴったりの花言葉を持つ植物を紹介します。
「小さな幸せ」の花言葉を持つ花
「小さな幸せ」という花言葉を持つ植物は「スミレ」です。
スミレ科スミレ属の「スミレ」は、春先に道端などで見かけられる身近な植物であるといえます。
「スミレ」
美しい女性を表現する際、「立てばシャクヤク(芍薬)、座ればボタン(牡丹)、歩く姿は百合の花」と日本では表現されますが、西洋では「バラのような美しさ」、「ユリのような威厳」そして「スミレのような謙虚、誠実さ」と表されます。
道端で見かけられる「スミレ」ですが、その謙虚な美しさは古今東西共通しているといえます。
「小さな幸せ」という花言葉は、「スミレ」の咲かせる小さな花の様子に由来するそうです。
「小さな幸せ」に関連した花言葉を持つ花
「小さな幸せ」でなくとも、幸福がやってくる様を表す花言葉を持つ植物はいくつもあります。
「小さな幸せ」に似た花言葉を持つ「カランコエ」、「カスミソウ」、「スズラン」について説明します。
「カランコエ」
「カランコエ」の花言葉は「幸福を告げる」、「たくさんの小さな思い出」です。
ベンケイソウ科カランコエ属の「カランコエ」は南アフリカ、マダガスカル原産の植物で冬から春にかけて赤、ピンク、黄色、オレンジ、白などカラフルな花を咲かせます。
花言葉の由来は星型の花を複数咲かせることからだと言われます。
「カスミソウ」
「カスミソウ」の花言葉は「幸福」です。
フラワーアレンジメントに入ることが多い「カスミソウ」は、小さく可憐な花姿からこの花言葉がつけられました。
ナデシコ科ジプソフィラ属の「カスミソウ」は花が霞のように見えることから「カスミソウ」と名付けられたと言われます。
「ブルーデージー」、「ラナンキュラス」も同様に「幸福」の花言葉を持つ植物です。
「スズラン」
「スズラン」の花言葉は「幸福の再来」です。
キジカクシ科スズラン属の「スズラン」の開花時期は4月から5月頃です。
ヨーロッパではスズランの花が春の訪れを感じさせることから「幸福の再来」の花言葉がつけられたようです。
特に5月1日はスズランの日とされ、この日にスズランが贈られた人には幸福がやってくると言われています。
まとめ
「小さな幸せ」を表す花は「スミレ」ですが、身近にあるような幸せ、幸福を表す花は複数あります。
贈る相手、また贈るシチュエーションに合わせて花を選ぶ参考になさってください。