「始まり」という花言葉の花は、何か事業や趣味などを始める人への、応援の気持ちを込めた贈り物に向きます。
開業した会社や施設のディスプレイにも良いでしょう。
相手の気持ちを汲んだ良い花を選べば、後のイメージにも繋がっていくでしょう。
「始まり」の花言葉を持つ花
「始まり」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ライラック」
モクセイ科ハシドイ属の落葉樹です。
小花を一塊に咲かせ、花色は白から紫です。
ハート型を思わせる葉から連想された「愛の始まり」という花言葉が付きます。
他に「初恋の思い出」「友情」「誇り」「謙虚」「美」などの花言葉があります。
恋し始めた友人に贈ると丁度意味が合いますが、自分の告白の時に贈るには、少々がずれた花言葉です。
「赤いチューリップ」
ユリ科チューリップ属の赤花品種です。
春に開く赤い花が情熱を思わせる事から、「愛の始まり」という花言葉が付きます。
他の花言葉は、「愛の告白」「ロマンチックな愛」「愛の宣告」などで、告白へ添えるのに向き、良い関係の「始まり」を予感させます。
「始まり」と似た意味の花言葉を持つ花
「始まり」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「ガランサス(スノードロップ)」
ヒガンバナ科ガランサス属の総称です。
一部品種を「スノードロップ」とも呼びますが、その名は複数の分類を跨ぎます。
花は、外3枚の花弁が大きく内3枚が極端に小さい独特な形で、白地に緑の点が付きます。
雪を割り、他に先がけて咲く花である事から付いたのが、「恋の最初の眼差し」という恋の「始まり」をイメージさせる花言葉です。
他の花言葉は「慰め」「希望」「楽しい予告」で、今後の幸せな展開を予期するかのようです。
「バッカリス」
キク科バッカリス属の総称です。
筒状花だけで構成された花が多数咲きます。
花色は白から黄色です。
寒さや潮風に強く、他の植物が生きられない場所にも生える事から「開拓」という「始まり」を想像させる花言葉が付きます。
今までとは全く違う仕事や、先人のいない分野に取り組む人へ贈り応援するのに向きます。
「プリムラ・ポリアンサ」
サクラソウ科サクラソウ属の1品種です。
花は一重咲きや八重咲きがあり、花色は白から紫、赤から黄色、青などです。
花期が秋から始まり春に終わるという、通常とイメージの違うタイミングになっている事から「青春の始まりと悲しみ」「好転」など、終わりからの「始まり」をイメージさせる花言葉が付いています。
他の花言葉は「青春の恋」「無言の愛」「富の誇り」で、事業を再出発させる時などに良いでしょう。
まとめ
「始まり」という花言葉を持つ花は「ライラック」「赤いチューリップ」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「ガランサス」「バッカリス」「プリムラ・ポリアンサ」などがあります。
今後に長く影響を与える可能性も考えながら、花はよく選びましょう。