「名声」という花言葉の花は、大きな業績や立派な振る舞いで高い評判を得た人へ、贈り讃えるのに向きます。
まだその段階ではなくても、いずれ「名声」を得たいと頑張る人へ贈り、応援するのにも良いでしょう。
相手の成した事に合う花が選べれば、より心のこもった応援になるでしょう。
「名声」の花言葉を持つ花
「名声」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「ノウゼンカズラ(凌霄花)」
ノウゼンカズラ科ノウゼンカズラ属の蔓性の落葉樹です。
花は漏斗型で、花色はオレンジ色です。
その形から「トランペット・フラワー」の別名もあります。
「名声」という花言葉は、トランペットが、勝者などを祝福するファンファーレの演奏にしばしば利用される事からイメージされた花言葉です。
他の花言葉は「栄光」「光栄」「名誉」「名誉な女性」「女性らしい」「華のある人生」「豊富な愛情」「愛らしい」「華やかな」と、いずれも讃える方向の言葉が揃います。
業績を上げた人の他、結婚する友人に贈るのも良いでしょう。
「リンゴ(林檎)」
生食からジャム、スイーツ材料など、様々に楽しめる「リンゴ」は、バラ科リンゴ属の果樹、またはその果実です。
白い花弁5枚の花を咲かせ、花期は4月から5月です。
「名声」という花言葉は、「黄金のリンゴ」のイメージから付いたものです。
しばしば神話に出て来る神聖な果実ですが、特に古代ギリシャ神話の「パリスの審判」のエピソードに出て来た「黄金のリンゴ」には「最も美しい女神に」と書かれていました。
この「名声」を得ようと女神の対立が起こり、その後、トロイア戦争が引き起こされたのです。
他の花言葉は「最も美しい人へ」「最もやさしき女性に」「選ばれた恋」「選択」「誘惑」「永久の幸せ」「後悔」などがあります。
神話では複数の女神のいる場に放り込まれてトラブルになりましたが、1人の恋人に贈るなら素直な愛の言葉になります。
「カーネーション」
ナデシコ科ナデシコ属の多年草です。
「母の日」の贈り物定番の花です。
「カーネーション」の語源は諸説ありますが、シェークスピアの時代に「冠飾り(コロネイション・フラワー)」に使われていた、というものがあります。
この冠が象徴するものとして、「名声」という花言葉が付きました。
他の花言葉は「無垢で深い愛」「魅力」「愛情」「卓越」「感動」「感覚」などがあり、愛情深く賞賛に値する人へ贈るのに向きます。
他に「名声」を花言葉に持つ花としては、「ラナンキュラス」「チューリップ」があります。
「名声」と似た意味の花言葉を持つ花
「名声」に似た意味の花言葉を持つ花も、多数見られます。
「賛美」の「ウイキョウ(茴香)」、「栄誉と勝利」の「ゲッケイジュ(月桂樹)」、「あなたを誇りに思う」の「クンショウギク(ガザニア)」、「冠」の「スイセンノウ(フランネルソウ)」などがあります。
他にも、「名誉」「栄光」「尊敬」など当てはまるものは膨大です。
まとめ
「名声」という花言葉を持つ花は「ノウゼンカズラ」「リンゴ」「カーネーション」「ラナンキュラス」「チューリップ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「ウイキョウ」「ゲッケイジュ」「クンショウギク」「スイセンノウ」他多数です。
幅広い選択肢がある為、より心のこもった贈り物に出来るでしょう。