「占い」という花言葉の花は、占い好きの人や、先の事が不安で何かしら指針が欲しい人へ贈るのに向きます。
十分悩んだ事というのは、ある程度結論に辿り着いています。
占いは、その最後の一押しになるものです。
厳選した花を、占いの提案と一緒に贈れば、結果をポジティブに受け容れる気持ちも増す事でしょう。
「占い」の花言葉を持つ花
「占い」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「マーガレット(モクシュンギク)」
キク科モクシュンギク属の多年草です。
日本では野草である「フランスギク」の園芸品種という区分けになります。
典型的な白い野菊の姿で、「好き」「嫌い」と花弁を摘んでいく「花占い」に使用される事から、そのまま「恋占い」という花言葉がつきます。
他に「予言」「恋の行方」「真実の愛」「真実の友情」「秘密の恋」「誠実な心」「慈悲」など、恋を後押しするような花言葉が揃います。
恋に悩む友人に贈るのに向く花言葉です。
尚、「マーガレット」の花弁は20枚前後ですが、奇数になりやすいため、花占いを「好き」から始めると、高確率で「好き」で終わります。
花占いではなく星占いに説得力を感じるなら、「ハナニラ(花韮)」に「星に願いを」という近い花言葉があるので、「ハナニラ」を飾った部屋で占ってみるのも良いでしょう。
「占い」と似た意味の花言葉を持つ花
「占い」に似た意味の花言葉を持つ花は、多数見られます。
「タンポポ(蒲公英)」
キク科タンポポ属の多年草です。
黄色い花弁(舌状花)だけで構成される、お馴染みの花です。
花弁1枚に見えるものが1つの花で、それぞれの種に繋がります。
種が実ると綿毛で飛んでいきますが、これを利用した西洋の占いがあります。
「好き」「嫌い」と唱えてから、一息で綿毛を吹き飛ばせたら、意中の人と両想い、残る量が多いほど、相手の関心が向いていないという結果です。
ここから「神託」「愛の神託」「神のお告げ」といった花言葉が付くのです。
他の花言葉としては、「真心の愛」「解きがたい謎」「思わせぶり」「軽薄」「また逢う日まで」「楽しい思い出」など様々ですが、全体的な雰囲気や有り触れた花である事も合わせ、親しい友人へ贈るのに向きます。
神の力を借りる占いというニュアンスなら、「神秘」も近い意味です。
「ガーベラ」「スイセン(水仙)」「マンサク(満作)」などに付く花言葉です。
「プリムラ」
サクラソウ科サクラソウ属の園芸品種で、「サクラソウ」以外のものを指します。
花色は白から赤、赤から黄色、青など多彩です。
「プリムラ」の名は、ラテン語の「プリムス(最初)」が由来で、他の花に先がけて早春に咲く姿を表したものです。
この真っ先に飛び出して行く様子から「運命を開く」という花言葉が付きます。
「占い」は決められた運命に粛々と従うものではなく、華麗なステップで上手くいなすためのもの。
そんな積極的な人へ贈るのに向きます。
他の花言葉は「神秘な心」「永続する愛情」「富貴」「可憐」「自惚れ」「幼い恋」「美の秘密」などです。
どんな「占い」でも負けない気持ちでいたいなら「オダマキ(苧環)」に「勝利への決意」という花言葉もあります。
まとめ
「占い」という花言葉を持つ花は「マーガレット」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「ハナニラ」「タンポポ」「ガーベラ」「スイセン」「マンサク」「プリムラ」「オダマキ」などがあります。
「占い」は人の決断を一押しするもの、相手に合う花を選べば、結果の受け取り方も変わって来るでしょう。