「冷たい愛情」という花言葉の花は、冷たさと愛情を併せ持った人へ贈ると意味が合います。
具体的には、特に心が離れている訳ではないけれど、態度が冷たく愛情表現のない恋人です。
但し、そういう人は自覚的には「愛情深い」と思っているため、「冷たさ」は認めてくれません。
従って現実の人間相手に贈るのは難しく、創作のキャラクタイメージとして使うのに向きます。
一方、アイスクリームや空調など、冷たい事が好ましい商品のシンボルなら、丁度良く馴染みます。
「冷たい愛情」の花言葉を持つ花
「冷たい愛情」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「レタス」
キク科アキノノゲシ属の、サラダなどに良く使われるお馴染みの野菜です。
学名の「ラクトゥカ」は、ラテン語の「ラク(牛乳)」が元で、切り口から乳液が出る事を表します。
かつて、「赤ん坊は母乳で育てるのが一番で、牛乳で育てる親は心が冷たい」という価値観があった事から、「冷たい愛情」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「冷淡な心」「冷たい人」です。
夏バテを防ぐ栄養が網羅されたサラダや冷製パスタなどに「レタス」を加えると、丁度意味が合います。
「冷たい愛情」と似た意味の花言葉を持つ花
「冷たい愛情」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「アジサイ(紫陽花)」
アジサイ科アジサイ属の落葉樹です。
土中のアルミニウムイオン濃度で色が変わる事からついた花言葉が、「移り気」です。
しばしば青い花色になりますが、一般的な色のイメージとして、青は冷たさが連想されます。
これらから「あなたは美しいが冷淡だ」「あなたは冷たい」「辛抱強い愛情」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「高慢」「元気な女性」「無情」「冷淡」「浮気」「家族団欒」などです。
「ハナキリン(花麒麟)」
トウダイグサ科トウダイグサ属の多肉植物です。
分厚い唇のような、独特な花の姿から「早くキスして」「冷たくしないで」という花言葉が付きます。
遠回しに、相手が「冷たい愛情」である、と指摘する花言葉になっています。
態度が冷たい恋人へ贈るのに向きます。
他の花言葉は「純愛」「逆境に耐える」「独立」「自立」です。
まとめ
「冷たい愛情」という花言葉を持つ花は「レタス」です。
似た意味の花言葉を持つ花として「アジサイ」「ハナキリン」があります。
現実の人に贈るには難しい言葉ですが、創作や商品のイメージなど、合わせられるものもあります。