「先導」は先に立って導くこと、案内することを表す言葉です。
もちろん花は人間のように自由に動いたり、歩いたりはしませんがこういった花言葉を持つ花も存在します。
例えば頭の中でなかなか考えがまとまらなくてどうすれば良いのか分からなくなっている時、やるべきことは頭では分かっていてもその一歩さえも踏み出せない時などに、「先導」という花言葉を持つ花は助けになってくれるでしょう。
「先導」の花言葉を持つ花
「先導」という花言葉を持つ花はロウバイのみです。
「ロウバイ」
ロウバイはロウバイ科ロウバイ属の落葉樹です。
漢字表記は蝋梅で、カラウメ(唐梅)と呼ばれることもあります。
その花がロウ細工のような質感であることや臘月(陰暦の12月、現代でいう12月下旬〜2月上旬)に花を咲かせることがその名の由来であると言われており、主に庭木や公園樹などとして利用されているようです。
花言葉は「先導」「先見」「慈しみ」「ゆかしさ」など。
ロウバイに「先導」という花言葉が付いた理由は、花が少ない冬の時期に、他の花に先駆けて花を咲かせるからであると言われています。
インテリア用の花枝は12〜2月にしか出回りませんが、現代においてもその時期に咲く花はなかなか貴重。
花言葉を込めたギフトとしてはもちろん、単にお部屋を彩る花としても喜ばれます。
「先導」と似た花言葉を持つ花
例えばヒイラギやイチゴ、ソヨゴは「先見の明」という花言葉を持っています。
これらは未来を見通し、計画的に行動したい時に使えるでしょう。
また「先見」という花言葉を持つホーリーも似たように使えます。
加えて場合によっては「予知」という花言葉を持つキンギョソウ、「予期」という花言葉を持つアカスグリ、「導く」という花言葉を持つアキノキリンソウ、「光の導き」という花言葉を持つナスタチウムなども同じように使えるかもしれません。
まとめ
「先導」という花言葉を持つ花としてはロウバイが挙げられます。
庭木や公園樹などとして利用されているほか、冬を彩る貴重な花のひとつでもあります。
また、似た花言葉を持つヒイラギやイチゴ、ソヨゴ、ホーリー、キンギョソウ、アカスグリ、アキノキリンソウ、ナスタチウムなども似たように使えるでしょう。