「優しい思い出」の花言葉を持つ花とは?似た花言葉を持つ花まで徹底解説

「優しい思い出」の花言葉を持つ花とは? 逆引き

「優しい思い出」という花言葉の花は、心が温かくなるような懐かしい記憶を共有する友人や家族へ贈るのに向きます。

部屋に飾り、思い出を回想するきっかけにしても良いでしょう。

思い出と結び付いた花なら、一層鮮やかに場面が思い浮かべられるでしょう。

「優しい思い出」の花言葉を持つ花

「優しい思い出」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。

「ツルニチニチソウ(蔓日々草)」

キョウチクトウ科ツルニチニチソウ属の蔓性の常緑樹です。

スクリューのように、やや流線型に捻ったような花弁5枚の花を咲かせます。

花色は白か青紫です。

「優しい思い出」という花言葉は、思想家「ジャン・ジャック・ルソー」の著書『告白』に由来するものです。

彼は40代の時、ふと「ツルニチニチソウ」を見かけました。

その瞬間、今まで一度も思い返さなかった記憶が、突如蘇りました。

それは、少年時代の彼が、憧れの人と歩いた何気ない、けれど幸せな日の「優しい思い出」だったのです。

他の花言葉は「幼い日の思い出」「楽しき思い出」「幼馴染み」「生涯の友情」などで、思い出を共有する古くからの友人へ贈るのに向きます。

「フジバカマ(藤袴)」

秋の七草の1つで、キク科ヒヨドリバナ属の多年草です。

蕾が薄紫の白い小花が集まって咲き、長い雄しべが目立ちます。

「フジバカマ」には、茎葉に桜餅の葉を思わせるような香りがあります。

この香りを、誰かの忘れ物や置き土産に喩えた和歌が『古今和歌集』にいくつか詠まれており、それらの雰囲気が「優しい思い出」の由来です。

他の花言葉は「ためらい」「遅れ」で、あまり良い意味ではありませんが、ゆったり思い出に浸る時には合います。

「スイートピー」

マメ科レンリソウ属の一年草です。

柔らかそうな花弁の甘い香りの花を咲かせます。

花色は、白から赤、オレンジです。

年度末の頃に咲く事から、卒業式定番の花となっています。

楽しかった学生時代のイメージが、「優しい思い出」という花言葉の由来です。

春先、スイートピーを友達に贈り、学生時代の思い出話に興じるのも素敵です。

「優しい思い出」と似た意味の花言葉を持つ花

「優しい思い出」に似た意味の花言葉を持つ花は多数見られ、「初恋の思い出」「思いやり」「イベリス」「思い出を懐かしむ」「クリスマスローズ」「大切な思い出」「カエデ(楓)」に付きます。

他にも、「思い出」「追憶」など過去を懐かしむ花言葉が付く花は多数あるため、相手や思い出の内容、場面に合わせて選べるでしょう。

まとめ

「優しい思い出」という花言葉を持つ花は「ツルニチニチソウ」「フジバカマ」「スイートピー」です。

似た意味の花言葉を持つ花は「イベリス」「クリスマスローズ」「カエデ」他、多数存在します。

相手や記憶のイメージに合う花を選べば、より心地よく思い出されるでしょう。

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