「仲良し」は誰かと仲良くしたい時や、仲の良い友人に花を贈る時に使える花言葉です。
同じように使える花言葉としては「友情」や「絆」など。
いずれにせよポジティブなものであるうえ、様々なシーンで使えるので使い所に困ることもあまりないでしょう。
強いて言えば「仲良し」は気心知れた昔からの友人や小学校、幼稚園といったあまり固くないシーンに、「友情」や「絆」はフォーマルなシーンによりぴったりです。
「仲良し」の花言葉を持つ花
「仲良し」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「ニリンソウ」
ニリンソウはキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。
その名の通り、多くの場合2輪1セットで白い花を咲かせます。
その様子からコモチバナ、コモチグサと呼ばれることも。
また草丈は15〜25cmほどで、開花期は4〜5月、主な分布域は日本、朝鮮半島、中国、ロシアなどです。
美しい山野草として栽培されることがあるほか、春の若葉は美味な山菜としておひたし、和え物、味噌汁、天ぷらなどにされます。
ただし毒草の代表格であるトリカブトに似ているほか、和歌山県や佐賀県などでは絶滅危惧種に指定されているなど個体数減少が懸念されている地域があることにはご注意ください。
花言葉は「仲良し」「友情」「協力」「ずっと離れない」など。
これらはその花の咲き方からきているため、不特定多数の友人というよりは特に仲の良い少数あるいは1人の友人に贈るのに向いています。
「仲良し」と似た花言葉を持つ花
例えばアイビー、コブシ、コデマリ、黄色いバラ、アカシア、ヤマボウシなどが「友情」という花言葉を、ヒルガオが「絆」という花言葉を持っています。
他にも白いアサガオの「固い絆」やフリージアの「親愛の情」、ニセアカシアの「親睦」が似たように使えるでしょう。
黄色いバラやアイビーなどニリンソウよりも入手性の良いものがいくつかあるので、ニリンソウに固執せず相手の好みや季節に合わせてこちらを選ぶのも手です。
まとめ
「仲良し」という花言葉を持つ花はニリンソウです。
その名の通り白い花を2輪1セットで咲かせる種で、「友情」や「協力」などの花言葉も持っています。
また黄色いバラやアイビーなど似たように使えるものも多いので、季節や相手の好みによってはこちらを使うのも良いでしょう。