「不屈の精神」という花言葉の花は、通常なら諦めてしまうような困難にも、折れる事なく立ち向かう人を賞賛する贈り物になります。
心を強く持ちたいと考え、自分のシンボルにするのも良いでしょう。
一方、人の精神というのは、そこまで頑丈なものではありません。
無理が見えている時は、褒めるよりは休めるよう手助けした方が良いでしょう。
「不屈の精神」の花言葉を持つ花
「不屈の精神」という花言葉を持つ花について、見ていきましょう。
「サルトリイバラ(サンキライ)」
サルトリイバラ科シオデ属の多年草です。
蔓にトゲがあり、猿に絡みそうという意味で「猿捕茨」です。
食用や薬用として利用され、人を元気付ける事や、トゲのある蔓が絡んで容易には離れないイメージから「不屈の精神」という花言葉が付きます。
他の花言葉は「屈強」「元気」「元気になる」で、頑張る人を元気付けるのに向きます。
「アンズ(杏)」
バラ科サクラ属の落葉樹、またはその果実です。
花期は早春で葉の前に淡紅色の花を咲かせます。
その後、「ウメ」によく似た果実が実り、オレンジ色に熟します。
寒さの残る中、葉に守られる事もなく真っ先に咲く様子から「不屈の精神」という花言葉が付きます。
「独立」「早すぎた恋」「乙女のはにかみ」「乙女の恥じらい」「臆病な愛」「慎み深さ」「遠慮」「気後れ」「疑い」「疑惑」「誘惑」です。
「疑惑」など少々良くない言葉が混じるため、誤解されそうな相手には、カードなどで伝える言葉を限定して贈った方が良いでしょう。
他に「不屈の精神」という花言葉は、「ニゲラ(黒種草)」「ウメ(梅)」に付いています。
「不屈の精神」と似た意味の花言葉を持つ花
「不屈の精神」に似た意味の花言葉を持つ花は、複数見られます。
「ミズキ(水木)」
ミズキ科ミズキ属(コルヌス属)の落葉樹で、白い小花が傘状に密になって咲きます。
名前の通り水を多く吸い上げる木で、枝を切ると大量の樹液が出ます。
属名の「コルヌス」は古代ギリシャ語の「コルヌ(角)」が元になっており、獣の角のように粘りのある丈夫な材としての性質を表したものです。
柔らかい弱さもなければ、固すぎる脆さもないという意味で「耐久」「成熟した精神」という「不屈の精神」と近い花言葉が付きます。
他に、近い意味の花言葉を持つ花としては、「粘り強い精神」の「ヒモゲイトウ(アマランサス)」、「気高い精神」の「アイスランドポピー」があります。
まとめ
「不屈の精神」という花言葉を持つ花は「サルトリイバラ」「アンズ」「ニゲラ」「ウメ」です。
似た意味の花言葉を持つ花は「ミズキ」「ヒモゲイトウ」「アイスランドポピー」などがあります。
精神の強い人を褒める意味になりますが、追い詰めている場合もあるので、客観的な仕事量を考え、必要に応じて手助けもしましょう。