多くの人の前でのスピーチ、慣れない仕事、心臓がドキドキしてしまう場面で人は「不安」な気持ちになります。
また、相手に思いが通じているかどうかわからない。
相手が自分をどう思っているのか自信がないなどと、相手の気持ちがわからない場面で「不安」になることもあるでしょう。
今回はそんな様々な「不安」な気持ちを表す花言葉を持つ花を紹介します。
「不安」の花言葉を持つ花
「不安」そのものの花言葉を持つ花は「黄色いユリ」です。
またそれ以外には何らかの理由があって心が不安であることを指す花言葉を持つ「真紅のゼラニウム」、「オシロイバナ」、「トリトマ」、「ホテイアオイ」が挙げられます。
これらの花について説明していきます。
「黄色いユリ」
キリスト教において黄色とは、裏切り者であるユダが着ていた色であることからネガティブな意味を持つ色です。
そんなネガティブな色の「黄色いユリ」はユダに抱くのと同様な「不安」な気持ちを連想させます。
「真紅のゼラニウム」
ゼラニウムには特有の匂いがあります。
この匂いの中にはシトロネロールという虫が忌避する成分が多く含まれており、虫除けに活用されることがあります。
ただこの匂いが気分を落ち込ませる、「不安」であるとみなされることがあります。
「オシロイバナ」
夕方に花を咲かせ始め朝には萎んでしまう「オシロイバナ」は人に対して怯え、臆病になる「不安」な気持ちを表してくれる花です。
繁殖力が大変強いためガーデニングだけでなく、道端で自生している姿を見ることもあります。
「トリトマ」
草丈1?2mで初夏から秋にかけて花をつける「トリトマ」は花の形、色から松明に例えられることがよくあります。
松明のように赤く燃える花が恋をしている様に例えられますが、同時に茎が曲がりやすいことから恋の辛さからくる「不安」の花言葉を持つ花とされています。
「ホテイアオイ」
膨らんだ葉の付け根が浮袋となって、花を水の上に漂わせることができる「ホテイアオイ」は別名青い悪魔とも呼ばれるほど繁殖力の強い植物です。
そんな「ホテイアオイ」は花が水上に揺れる様から、人の心が揺れ動く様が「不安」であるとする花言葉を持っています。
「不安」に関連した花言葉を持つ花
不安でたまらない時、人は助けを求めるかもしれません。
そんな「私を助けて」、「私を愛して」といった心の安定を求める花言葉を持つ花が「チグリジア」です。
開花できるのがたった1日である「チグリジア」はその咲くことのできる時間の短さゆえに不安を感じているようにも見ることができます。
まとめ
一言で「不安」といっても、実際には不安の原因になる感情や事柄によって意味合いが少しずつ変わってきます。
「不安」の花言葉を持つ花もそれぞれ少しずつ違う理由から色々な「不安」を表現してます。
贈答の際には「不安」の理由を考えて花言葉を添えることをお勧めします。