「一緒に踊って」は文字通り一緒に踊って欲しい時だけでなく、ダンスホールのような多くの人に踊りを楽しんでもらう場にも合う花言葉です。
自ら踊ることは現代の日本人にとってはあまりなじみのないものとなってしまいましたが、踊りは古くから感情表現や求愛、祈り、団結などのために用いられてきたもの。
よって好きな相手と一緒に踊ることで愛を深めようというのは良いアイデアだといえるでしょう。
「一緒に踊って」の花言葉を持つ花
「一緒に踊って」を表現するのに使えそうな花のうち、比較的知名度の高いものや入手性の良いものをご紹介します。
「オンシジューム」
オンシジュームはラン科オンシジューム属の花です。
洋ランの一種として親しまれており、最もポピュラーなものは黄色で裾の広いドレスを着た女性のような形の花を付けます。
これが踊り子のように見えることから「一緒に踊って」や「可憐」などの花言葉が付けられたほか、英語ではダンシング・レディ・オーキッド(踊る淑女のラン)と呼ばれるそうです。
またオンシジュームの花は色合いが鮮やかなうえ一度に多くの花を咲かせるので非常に華やかな雰囲気を漂わせてくれます。
切り花としてもポピュラーなうえに花持ちも良いので、花言葉を考慮しない純粋な観賞用の花としても優秀。
栽培するにしてもラン科にしては比較的丈夫で育てやすいです。
「一緒に踊って」と似た花言葉を持つ花
シザンサスという花が「あなたと踊ろう」という似た花言葉を持っています。
そしてその由来もオンシジュームと同様のものです。
こちらはナス科シザンサス属の花ですが、洋ランに似た美しさや華やかさがあるのでプアマンズオーキッド(貧者のラン)と呼ばれることもあるそう。
また花がダンサーに見立てられたものとしては他にもオドリコソウがありますが、こちらの花言葉は「陽気」「快活」「隠れた恋」などです。
こちらは笠をかぶった踊り子といった塩梅のあまり派手ではないものですが、日本全国の道端や野原などで普通に見ることができます。
まとめ
「一緒に踊って」という花言葉を持つ花はオンシジュームです。
ダンスホールやダンス教室などといった場に飾るには良いでしょう。
またシザンサスは「あなたと踊ろう」という似た花言葉を持っています。