「ワルナスビ」の花言葉とは?色や由来など花言葉を徹底解説

「ワルナスビ」の花言葉とは? 花言葉

「ワルナスビ」は、ナス科ナス属のアメリカ原産の多年草です。

草丈は30cmから80cmになり、6月から10月にかけて淡い紫色の花を次々に咲かせます。

また花期が終わると黄色い実をつけることが特徴です。

今回は「ワルナスビ」の花言葉について解説していきます。

「ワルナスビ」の花言葉

「ワルナスビ」は別名オニナスビ(鬼茄子)、ノハラナスビ(野原茄子)、アレチナスビ(荒地茄子)、悪魔のトマト、ソドムのリンゴなどと呼ばれています。

ナス科であり、名前にも茄子、トマト、リンゴと名前がつく「ワルナスビ」ですが、食用にはなりません。

じゃがいもの芽に含まれる毒成分ソラニンを全草に含んでいる上に、植物全体に棘が生えているため触ることもおすすめできません。

明治時代に牧草に混じって日本にやってきましたが、種子繁殖だけでなく、地下茎の断片からも繁殖していくため、繁殖力が非常に強い要注意外来生物の一つとして日本では制定されています。

「ワルナスビ」という名前も全草に毒が含まれているため何かに利用できるわけではないのに、繁殖力が強く駆除しきれないこと。

また、棘の多さから抜き取ること、触ることが困難である様子から名付けられたと言われています。

そんな「ワルナスビ」の花言葉は「欺瞞(ぎまん)」「悪戯(いたずら)」です。

これらの花言葉について説明します。

「ワルナスビ」の花言葉「欺瞞」

「ワルナスビ」の花は2. 5cmほどの淡い紫色の花をつけます。

まれに白色のものありますが、これはシロバナワルナスビと呼ばれるものです。

おしべの一部である葯(やく)は黄色で、中心に突き出しています。

「ワルナスビ」の花は一見するとナスやジャガイモに似ており、果実は黄色いトマトのようです。

けれど実際には全草にソラニンが含まれてるため食用にはなりません。

「欺瞞」とは人の目を誤魔化し、騙すことという意味の言葉ですが、食用植物に見せかけて実際には毒がある「ワルナスビ」の姿を表した言葉であるといえます。

「ワルナスビ」の花言葉「悪戯」

「ワルナスビ」は茎、花・つぼみ・がく、葉など全草にわたって棘が生えています。

淡い色の優しい色、見た目の花からすると想像ができない棘を持つことに対し、悪戯ものだ。

と表現されたことから「悪戯」の花言葉がつけられたようです。

「ワルナスビ」の豆知識

土壌環境での適応性がとても高く、どんな土地でも根付いてしまう「ワルナスビ」は指定外来種にも指定されています。

滋賀県では条例で飼養禁止とされるなど、見た目は愛らしい植物ですが、育てることは禁止されているので注意しましょう。

まとめ

「ワルナスビ」は触れることはお勧めできない植物ですが、見た目は可愛らしい植物です。

道端などで見かける際に、花言葉などを思い出してみてください。

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